1月1日〜実家でのお正月1日め


1日の朝、静かなお正月を迎えた。暖かい穏やかなお天気。

正月の朝食は、お雑煮とおせち。白味噌がなかったので、普通のお味噌で作ったお雑煮だけど、丸餅で私には美味しいお雑煮だった。おせちは、母が準備してくれた黒豆と、田作りと数の子とお煮染め。さすがに年々準備する料理の数も量も減ってる。ま、こんなもんでしょうね。
朝ご飯の後を片付け、洗濯を干した後は、いよいよ庭掃除。庭の落ち葉がいっぱいたまってるので、それを掃いたり集めたり。砂利の上にたまってる落ち葉を集めると小石もいっぱいついてくるのが困るわ〜。すぐに段ボールいっぱいの落ち葉がたまった。その後、家の前の道を掃き、側溝の蓋をあけて溝掃除。この側溝の蓋が結構重いのだ。あやまって足の上に落としたりしたらえらいことになるわ〜、、とびびりつつ。この作業、腰にくるなあと思いつつも、どうにかこうにか掃除終了。元旦の朝からこんな事やってるのは少々恥ずかしいけど、ま、いいよね。だって31日にしか帰れなかったんだもん。

夜、母と一緒に飲もうかと思って、グリューヴァインの仕込みをした。近所のコンビニで買ってきた500円くらいの安いワイン。それに、いただきもののグリューヴァインのもとと、あとはりんごもちょっと入れたりして。グリューヴァインってなんだかホッとする味なんだよね。

柿の葉寿司とスープと、お味噌汁という不思議な取り合わせのお昼ご飯を食べて、父の施設にお見舞いに。
父は案外頭はしっかりしていたんだけど、とにかく身体がますます動かしにくくなっていて、ちょっとした事にもすべて施設の方の手を借りないとできない感じになっている。食事を自分でどうにか食べるくらい手が動いてるのがまだよかったけど。身体に力が入らないので、以前より介助は確実に大変になっている感じだ。
そんな父も、でも日当たりの良い個室で、どうにか穏やかに過ごさせていただいてるのは、すべて介護スタッフの方々のおかげ。感謝してもしきれない。お正月だというのに、たくさんスタッフが出勤して働いていてくださってて。とてもありがたかった。
父は、私が顔を出すととても喜んでくれて、「東京から帰ってくるの大変やったやろ。」と話してくれていた。私の事をちゃんとしっかり認識してくれてるのはありがたい。いつか「どなたさんですか?」って言われたらショックだろうなあ、、って思うんだけど、今のところはまだ大丈夫そうだ。
父を起こして車いすにのせるのも、介護士さんに手伝っていただいたんだけど、車いすにのせて、施設の中をちょっと散歩した。多少は気分転換になったみたい。せめて自分の力で立ち上がるとかできるようになったらいいんだけどなあ。

夕方、父の施設を出て、母と私は帰りがけに施設近所の神社に寄ってみた。母が初詣したいというので。

しかし、夕方になってもビックリするぐらい行列が長く続いてて、とても参拝待ちは無理だね、、と判断。遠くからちょこっと神様にお祈りだけして帰った。それにしても、初詣ってもしかしてはやってる?住吉さんとかならともかく、近所の神社はここまで混んでなかったけどなあ、、

家に帰ったら晩ご飯の支度。母が、北海道からお取り寄せしたたこがあるというので、それでカルパッチョを作った。

たこのカルパッチョと、茶碗蒸しとお煮染め、それにサラダの晩ご飯。まだ柿の葉寿司があったので、それもつまみつつ。安いスパークリング日本酒のちっちゃい瓶を買ってきて飲んでみた。でもそれはイマイチだった。やっぱり獺祭スパークリングとは全然お味が違う。当たり前かあ、、。
で、その後、夜はちょっとゆっくりテレビを見たりしつつ、グリューヴァインをゆっくり飲んだ。一日はあっという間だね。