ミュンヘンのお友達来訪


木曜日。ミュンヘン在住のお友達が遊びに来てくれて、いろいろとおしゃべりできた。やっぱり短い時間でも、直におしゃべりできるのって楽しいなあ。
あのミュンヘンでのテロ騒ぎの時、とても大変だった事や、その時彼女のお友達が偶然年配の日本人観光客を助けてあげた話など、いろんな話を聞かせてもらった。あのテロ騒ぎの時、ミュンヘンは一時的に公共交通機関もストップして、警官は外出するな、と言って警戒態勢を取っていたらしいけど、ろくにドイツ語もわからない観光客の人は、帰る手段もなかったとしたら、そりゃ街中で立ち往生して困っちゃうだろうなあ、、と思う。彼女のお友達は、偶然街中で立ち往生する年配の日本人観光客を見つけて、家に一旦戻って車を出して送ってあげたそうだ。もしかしてテロ実行犯が逃げてるかもしれないから、外出は控えて!と言われていた状況で、わざわざ車を出して送ってあげたお友達は本当に親切だと思う。なかなかできる事じゃ無いよね。でも、もし自分の親がこんな風に言葉の通じない国で困っていたとしたら、、と思うととてもそのままにできなかったそうだ。確かにね、、自分の親が困ってたら、、と思うと。知らない人でも放っておけない気持ちはわかる。お年寄りが困っていたら、やっぱり手を貸したくなるものね。でも、自分の身の安全もわからない時に、、と思うと、それだけの勇気があるかしら?私にもできるだろうか。そんな事をいろいろと考えさせられた。日本にいると結構のんびりしてて、あまりそんな事考えたりしないけど、でも日本はテロの危険は少なくても天災はあるからなあ、、。とっさの時にちゃんと判断できるだろうか。いろいろ考えさせられた。

いただいたドイツの味を懐かしくいただきつつ、遠いミュンヘンの事をいろいろと考えさせられた。どんどんいっぱい難民が押し寄せていて、ミュンヘンはどうなってしまうのかな、、なんてね。大好きなミュンヘンの事がやっぱりすごく気になったりする。