- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/07/10
- メディア: コミック
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私、昔から少女漫画の一番好きな作品は、『ポーの一族』と『オルフェウスの窓』だったんだけれど、その気持ちは、この新作を読んでますます強くなった。私にとって『ポーの一族』を越える作品は無いなあ。
本のそでのところに書かれてる萩尾先生のコメントがまた泣けた。
40年ぶり『ポーの一族』
ご縁があって、40年ぶりに『ポーの一族』発表いたしました。絵も顔も変わりました。歳月を感じます。でも心の中にずっといてくれました。エドガーもアランも。私も描くことで再び彼らと会えてうれしい。読んでくださる皆様に感謝いたします。
こちらこそ、本当に萩尾先生にありがとうございます!って言いたい。40年たっても、色あせないポーの一族の世界を描いてくださって。またエドガーやアランに会えるなんて、思ってもみなかった。本当に嬉しい。
今回の新作の、最後のところの言葉が泣けたなあ。
「夢を見ていた頃。覚えてる?あの頃、春の夢を見ていたー」
40年前の自分も、夢を見ていたなあ、、ってしみじみ思ってしまった。この、なんとも悲しいポーの一族の世界観が私は大好きだ。