8月18日(金)帰省日記1日め

18日から遅めの夏休みをいただいて、関西に帰省した。最近の私の帰省は、実家に帰って母の言いなりになって労働する事が主たる目的になっているんだけど、それだけじゃあ寂しいなあって事で。ちょっとだけお遊びタイムも入れさせてもらっている。少しは息抜きもないとしんどすぎて頑張れないもんねえ。

18日朝、東京から新幹線で関西に向かう頃、スマホで見てるとどうやら関西はとんでもない雨みたいだった。ゲリラ雷雨であちこちの電車が遅れちゃってるらしく。
「ええ、、マジなの?私、雨女だったのかなあ。」とちょっと凹みそうだったんだけど。なんと京都駅で降りたら、地面はビシャビシャに濡れていたものの、なんとなく薄日が差してきた。
「やったあ!晴れてきたやん!!」と思いつつ。湖西線に乗り換えて、琵琶湖方面へ。

高校時代の友人と一緒に、お友達お薦めの白髭神社へ。白髭神社に着く頃にはすっかりお天気は晴れていて。

湖面に浮かぶ白髭神社の鳥居。なんだか夢の世界のような美しさだった。近江の厳島って言われてるらしいけど、本当に美しい風景。

滋賀にある白髭神社は、全国にある白鬚神社の総本社だそうで、紀元25年の創建だとか。近江国ってずいぶん歴史が古いんだよね。

神社にはいろんな歌碑があって、紫式部の歌碑もある。紫式部もここに立ち寄ったらしい。とても由緒ある神社なんだなあ。お友達が薦めてくれただけの事はある、とっても美しい神社だった。

白髭神社の後、近江今津へ移動し、川魚屋さん「魚清商店」に立ち寄った。鰻が美味しいので有名なお店らしい。お友達がお母様に鰻を買ってくるように頼まれたそうで。私は、鰻のしぐれ煮と小鮎の醤油煮をお土産に買った。こんなお店が近所にあったら、絶対蒲焼きを買うんだけどなあ、、と思いつつ。

その魚清商店のすぐそばのカフェラックでお昼ご飯。

琵琶湖が間近に見える窓際の席に座って、ランチ。カレーと、サラダ、デザートとドリンクがついて1080円。カレーはちゃんと丁寧に手作りされていて、夏野菜がたっぷり。とても美味しいカレーだった。
美味しいランチを食べながら、お友達とあれこれおしゃべり。高校時代の思い出話から最近の仕事の話まで、あれこれ。やっぱり高校時代のお友達って、気を遣わずにいろんな話ができるのが本当に良いね。ランチしながらおしゃべりがはずんで、あっという間に時間がたっちゃった。

ランチ後にヴォーリーズ資料館にも立ち寄った。ヴォーリーズは、私の母校の校舎も作った建築家だけれど、近江兄弟社を創設してメンソレータムを広めたり、実業家でもあった訳なのね〜。

近江今津は、遠い昔、大学時代にお友達数人で湖水浴に遊びに来たのを懐かしく思い出す。なんだかとってものどかな街なんだけど、古い建物がなんとも良い雰囲気だなあ、、って思った。すっかり田舎の風景なのが、なんとなくホッとするような。
お友達とは来年の夏、また会えると良いね!って言いながら手を振って別れた。だんだん、「明日の事はわかならいよなあ。」って思うような年になってきたけれど。それだけに友人は大切にしたいなあ、、って思ったりする。
その後、電車とバスを乗り継いで実家に戻った。慌てて入院中の父のお見舞いへ。一時期ちょっとあぶないかも?と言われた父だったけど、さすがに私の事は私とわかってくれて、ちゃんと名前を呼んでくれたのですごくホッとした。まだ意識がハッキリしないみたいだったけど。大丈夫なのかなあ。でも、最初に病院に運ばれた時よりはちょっとずつマシになってきているようだけど。