ハートネットTV〜がんと共に歩む力を

EテレハートネットTVで、「マギーズ東京」という施設について取り上げていた。我が家の近所にこんな施設が有ったんだなあ、、ってちょっとびっくり。
マギーズ東京とは、どんな施設か。HPにはこんな風に記載されている。

がんになった人とその家族や友人など、がんに影響を受けるすべての人が、とまどい孤独なとき、気軽に訪れて、安心して話したり、また自分の力をとりもどせるサポートもある。それがマギーズ東京です。
自然を感じられる小さな庭やキッチンがあり、病院でも自宅でもない、第二の我が家のような居場所。海風を感じながら、自由にお茶を飲み、ほっとくつろいでみませんか。
大勢の方のチャリティ(寄付や協力)で運営し、無料でご利用いただけます。

イギリスが発祥の支援施設だそうだけど、日本でも、いろんな企業や個人の寄付によって、こういう施設が設立されたってすごい画期的な事だなあ、、って。驚いたし、感動した。以前、ドキュメンタリー番組で見た、ドイツの「ラストドライブ」を思い出した。ホスピスで、余命がわずか、と宣告された人の最後の願いを叶えてあげるという、ドイツのボランティア活動。そういう仕組みを作って、寄付とボランティアで活動がちゃんと支えられてるところがさすがドイツって思ったんだけど。
日本でも、こんな風に、寄付でまかなわれるボランティア活動っていうのが生まれてきてるんだな。「マギーズ東京」では、看護師や心理士が、心理的負担を和らげる専門的なサポートを行ったり、がん治療中の食事や、暮らしに取り入れられそうな工夫など、実用的・心理的・社会的なサポートを見つける手伝いもしてくれるみたい。スタッフの方が相談にのりつつ、でも、相談に来た人が自分で選んだり自分で決めたりできるように手助けをしてあげる、、そんな取り組みのようだった。
こういう施設のお世話にならなくてはいけない、という日は来てほしくないけれど。日本でもこんな施設ができたんだな、、って。ちょっと感動した。