大阪北部地震


月曜日の朝。前日深夜のドイツの敗戦のショックで、朝ちょっとぼ〜っとテレビを見ていたら。8時直前に緊急地震速報。その直後に、大阪で震度6と報道され本当にビックリ。まさか、、と思いつつ慌てて、実家に電話した。
まずは実家の固定電話に電話してみたけれど、つながらない。慌てて、母の携帯に電話したら、すぐにつながった。母は、「ものすごく揺れて、、食器がいっぱい割れて床に散らばってて、、いろんなものが倒れて散乱してる。恐くて、、。」とまだ全然落ち着かない不安そうな声。とりあえず、お風呂に水をためておいた方が良いかも、、とにかく怪我しないように気をつけて、と伝えた。
まさか、実家のある所、自分の生まれ育った地元が震源地の強い地震が起きるとは、、。母がひとりで暮らしてるのに、どうしたら良いんだろうと、オロオロしてしまった。
出勤途中、8時半頃にもう1度電話してみた。兄からの電話で、とりあえずすぐに食べられるものを買っておいた方が良いと兄に言われてローソンをのぞきに行ってみたら、ローソンは床にいっぱい瓶が落ちて割れてて、停電していてレジも使えないから閉店していると言われたらしい。家に戻ってきたら、すぐに近所の民生委員の人が見に来てくれたらしい。母は高齢者のひとり暮らしだから、怪我などしていないか、すぐに確認に来てくださったみたいで、本当にありがたかった。
固定電話は全然つながらなかったけれど、とりあえずすぐに携帯電話はつながったので助かった。お友達の親御さんは、携帯電話も使っていない方もいらっしゃって、そういうケースではなかなか連絡が取れず、すごく不安だったみたい。こういう時、とりあえず電話で話せるとお互いに落ち着くものだと思った。

近所だったら、すぐに様子を見に行って、割れた食器を片付けたり手伝えるのに、、遠く離れているのでそういう事もできず。やきもきするけれど、とにかく電話でマメに連絡を取ることにした。
母が、ご近所さんに「ローソンに行ったけど閉店していて。」と話したら、遠くのスーパーを探しに行ったご近所さん、「開いてるスーパーもあったから、買えましたよ。」といろんなお惣菜を買ってきてたくさんお裾分けしてくださったみたい。他にも、別のいろんな近所の奥さんたちが、入れ替わり立ち替わり見に来てくださって、声をかけてくださったみたいで。本当にありがたくて。今度帰省した時にはご近所さんにお礼のご挨拶にいっておかないと、、と思った。
義父も大阪市内なので、大丈夫かなとかなり心配したんだけれど、なかなか電話が通じなくて。やっと携帯で連絡が取れたときはホッとした。義父は、地震の時は自宅じゃなくすでに会社にいたんだけれど、自宅に戻ってみたら、テレビや仏壇が倒れていたみたい。
テレビは大丈夫だったんだけれど、仏壇が重くてなかなか持ち上げられず。結局仏壇は壊れていたらしい。もうすぐ義母の十七回忌があるので、仏壇屋さんに見に来てもらったみたいだけれど、なんとか修理できそうで、ホッとしたようだ。
まだ時々余震があって、なかなか落ち着かないみたいだけれど、もうこれ以上大きな余震がありませんように。もうすぐ義母の十七回忌なので、そこで早く義父や母の顔を見て、実家の様子も見て、片付け手伝ったりできるかと思うけれど。それまでなんだかちょっと落ち着かないな。