お盆明け&送り火


今年は父の初盆だったので。いろんな思いが交錯するお盆だったけれど。あ、そうかあ、大文字送り火って、こうやってお盆に戻ってきた人をまたあの世へ送り出す、そんな意味があるんだよね、、なんて。もともと知っていても実感していなかった事を、あらためて思い出したりした。

京都の大文字送り火の中継を見ながら。旦那が買ってきた送り火のデザインのお菓子をいただいた。

父は、お盆の間、こっちに戻ってきていたのかな。無事にあちらに戻って行けたかな。こっちに来て、私たちの様子を見て、苦笑いしてたかな。ちゃんとあちらに戻れたかしら。いろんな事を思ってしまう。
ドキュメント72時間で再放送されていた、長崎のお盆の花火&爆竹。長崎では初盆の人を、こんな風に派手に送るんだなあ、、ってしみじみ思った。父には何もしてあげられず、ごくごく地味なお盆になってしまったけれど。ちょっと申し訳ない気持ちもあるんだけれど。まあ私たちらしい、って思ってくれたかな。

夏で長持ちしないけれど、花を買ってきてお供えした。百合の花。つぼみのままだったので、ちゃんと咲いてくれるか心配だったけれど、昼間、明るい窓際に置いておくとしっかり花が開いてきれいに咲いてくれた。百合の香りが部屋一杯に広がってすごく心地良い。父も喜んでくれているかな。