映画二本立て

渋谷に行った時に、TSUTAYAで2本DVDを借りてきた。最近はアマゾンプライムとか配信サービスでいろんな映画やドラマの再放送を見るのが増えてるんだけど。たまに、こういうマイナーな作品をTSUTAYAで借りるのも面白いかな。 

家族にサルーテ! イスキア島は大騒動 [DVD]

家族にサルーテ! イスキア島は大騒動 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • 発売日: 2019/12/04
  • メディア: DVD
 

 イタリア映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』のストーリーはこんな感じ。

「パパが遺した物語」「幸せのちから」の名匠ガブリエレ・ムッチーノ監督が、イタリアの風光明媚な島を舞台に、一見すると幸せそうな一族の問題や秘密が徐々に明らかになっていくさまを描いたコメディ。美しい景観の避暑地として知られるイタリアのイスキア島に、結婚50周年の金婚式を迎えたピエトロ&アルバ夫妻を祝うため、親戚一同19人が集まる。ファミリーたちの楽しい食事会が終わる頃、嵐のためにフェリーが欠航となり、家族たちは2晩を同じ屋根の下で過ごすことになってしまう。そんな状況下で、一見幸せそうに見える家族たちが、浮気、借金、介護などそれぞれに抱えているさまざまな問題が明らかになっていく。そして、これまで抑えていた感情や秘密の数々が次々と暴露されていくのだが……。「はじまりは5つ星ホテルから」のステファノ・アコルシと「修道士は沈黙する」のピエルフランチェスコ・ファビーノが兄弟役として共演するほか、クラウディア・ジェリーニ、ジャンパオロ・モレッリ、サンドラ・ミーロらイタリアの新旧名優陣が顔をそろえる。

 イタリアって、家族の絆が強いイメージ。マンマが強くてマザコン男性が多い、みたいな。この映画はそんなイメージにぴったりだった。

私の実家も、親戚づきあいがいろいろ大変な家だったんで。この映画を見てて、他人事とは思えないところもあり。コメディで笑い飛ばすというよりは、「イタリアでもこういうの有るんだ。私は正直こういうの苦手。」なんて思いつつ。笑い飛ばせない自分がいた。

でも、イタリアの風景はとてもきれい。ご飯は美味しそう。そんな映像にはなんとなく癒やされる。

そして、最後に、やっぱりマンマは偉大だなあ、、と思った。いろんなものを乗り越えて、最後穏やかに自然の中で暮らす老夫婦。こういう感じは、ちょっと良いかも。

若い女 [DVD]

若い女 [DVD]

  • 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント
  • 発売日: 2019/11/02
  • メディア: DVD
 

 もう一本借りてきた『若い女』。ストーリーはこんな感じ。

フランスの若手女性監督レオノール・セライユがフランス国立映画学校の卒業制作として書いた脚本をもとにメガホンをとり、2017年・第70回カンヌ国際映画祭で新人監督賞にあたるカメラドールを受賞した人間ドラマ。パリで暮らす31歳の女性ポーラは、10年付き合った恋人に捨てられてしまう。お金も家も仕事もない彼女は途方に暮れ、恋人の飼い猫ムチャチャを盗み出す。猫を連れてきたことで居候先の友人宅からも安宿からも追い出され、実家に戻ろうとしても母親から拒絶されてしまうポーラ。やがて住み込みのベビーシッターのバイトを見つけた彼女は、ショッピングモールの下着店でも働きはじめ、ようやく自分の居場所を見つけたかに思えたが……。主演のレティシア・ドッシュが何者にも媚びない新たなヒロイン像を体当たりで演じ、リュミエール賞最有望女優賞を受賞した。 

 いかにも、フランス映画。本当にフランス映画っぽいフランス映画だった。パリの風景、それも観光地ではない普通の日常のパリの風景が描かれていて、それを見るのは面白い。ただ、この主人公とは、どうやっても友達になれそうもないなあ、、って思った。

相当困ってる自分の娘を、ここまで拒否するお母さんっていうのもさすがフランスだなあ、、って思った。日本ではちょっと考えにくい。

すごく大好きな映画という事もなかったんだけど、ちょっとした気分転換になる映画2本だった。

この頃、なかなか映画館まで見に行こうという気持ちになる映画は少ないなあ。スター・ウォーズはさすがに見に行けたら行きたい、って思うけど。行けるかな。