10日の土曜日。お天気はまあまあ晴天だったんだけど。空気が冷たくてなんだか肌寒い。朝ご飯はドライトマト入りベーグル。
午後、美容院の予約を入れてあるので、まずは、朝一番にスポーツジムへ。
マンションの藤棚も、とてもきれいに咲いている。
藤の花って、ちょうど連休の頃が見頃だったような気がするんだけど、今年は早いなあ。
ジムで運動してから、昼前に帰宅。掃除をしていたら、突然私の携帯電話が鳴った。なんと、母を担当してくれてる民生委員の方から電話。ビックリした。
月に一回、老人会の昼食会があって、老人会の方達が集まってみんなでお弁当を食べる会があったんだけど。コロナ禍でずっと中止だったのが、久しぶりに再開したらしい。と言っても、みんなで集まって食べるんじゃなくて、お弁当を配って持って帰ってもらう、、って事になったらしい。11時半から12時半までの配布時間だったらしいんだけど、12時20分頃になっても母が来ないので、心配して民生委員の方から電話してくださったみたい。
母は、そのお弁当の会を毎回楽しみにしていたもんなあ、、。
民生委員の方が、自宅に電話しても出ないので、私の携帯にかけてきたみたいだ。母の携帯の番号を知らないので、、という事だった。
それで、慌てて母の携帯に電話してみたけど、出ない。自宅にかけても出ない。きっとお弁当の事忘れて、どこか買い物にでも行ったか、お友達のところに遊びに行ったかしてるのかな??とも思ったけど。やっぱり連絡が取れないと心配で。
何度も母の携帯にかけたけど出ないし、、。どうしよう??と焦ってたら。
もう一度、民生委員の方が電話をくださった。12時半ちょうどくらいに母がお弁当を取りに来たとの事。ホッとした。
なにしろ、母はいつも11時半に遅れる事なく、はりきって昼食会に参加してたらしいので。民生委員の方が心配してくれたみたいだ。
後で母から電話もらったんだけど。母は、もっと早くに家を出ていたらしいんだけど、近所のお友達にばったり会って、おしゃべりしていて遅くなったらしい。そして、携帯電話は重いので、家に置いていたとか、、。携帯電話の意味ないやん!
「私のスマホ重いねん。前のガラケーは軽かったのに。1キロくらいあるんとちゃう?」なんて無茶苦茶言う母にあきれた。母のスマホの重さを調べたけど、170グラムくらいだから。
ああ言えばこう言う。本当に口の減らん母だ。
とにかく、連絡がつかないと心配だから、携帯電話はちゃんと持ち歩いて!とお願いした。まあ、でもなんともなくて良かった。心配して損したよ、、。
それから慌てて美容院へ。髪を綺麗にしてもらって、気分もスッキリした。
美容院を出て、美容院のすぐ近くの肉屋さんたかさごへ。中央区PayPay祭りで20%還元になるし、、と。のぞいてみたら、なかなかの行列だった。たかさごはいつもはやってるなあ、、。並んで買い物してたんだけど、風が冷たくて寒かった。
たかさごで肉を買ったあと、帰り道に、酒屋さんでつい「志村けんらべるのワンカップ大関」なんてのを見つけて買っちゃった。
志村けんが亡くなってもう1年とちょっと経つ。まだまだ見たかったなあ、、。このラベルの言葉、なんとなく含蓄があるね。
晩ご飯。植野食堂で作っていた、十和田バラ焼きのレシピで作ったバラ焼き。
美味しかった。
それに、月島で買った鶏の照り焼きと、たかさごの焼き豚。たかさごの焼き豚は、高いけど美味しいね、やっぱり。でもちょっと高いなあ、、って思うので。ちょっとだけかってきた。
それに、わかめときのこと油揚げのお吸い物。
翌朝、11日の日曜日。
かぼちゃパウダーとくるみ入りのベーグルを焼いた。
かぼちゃ味ってベーグルにあうんだよねえ。香ばしくて美味しい。
お天気も良いし、土曜日よりは気温も上がりそうなので、自転車で、北の方まで出かけることにした。まずは近所の牡丹園を見に行ったら、すでに満開の花も多い。
ボタンの花も、例年は4月の終わり頃が見頃だと思うのに。なんだか早くてビックリ。
毎年、ここの牡丹園はなるべく見に来てるんだけど、タイミング間違えるとすぐに盛り過ぎちゃうので。今年はちょうど良いタイミングに見に来れて嬉しい。
牡丹も命短いなあ。しばらく咲いててくれると嬉しいんだけどな。
ちょうどのタイミングで、お天気の良い週末になってくれて良かった。
牡丹園を見てから自転車で移動。隅田川を渡って、浅草方面へ北上。
合羽橋を通り抜け、浅草を抜けて、汐入公園まで走った。
汐入公園はちょうど八重桜が満開だった。
青空に八重桜が映えてとてもきれい。
汐入公園では、散歩する人、ジョギングする人がたくさんいるので。こんなポスターも貼ってあった。オープンエアーでもやっぱりマスクはお互いの安心のために必要だなあ、、と思う。
良い天気なので、日向ぼっこがとても気持ち良い。
水上バイクを楽しむ人達も何度か見かけた。これから水上バイクには良い季節かも?
それから三ノ輪へ移動。都電荒川線沿いの、バラがもしかして咲いてないかな?と思って。
さすがにそれはまだでした。でも、この調子だと連休には見れそうだなあ。
帰りがけ、いつも毎夏かき氷を食べる、港家さんの様子を見に行ってみた。去年は、お店建て替え中で、別の場所でかき氷を提供されていたけど、今年はこの新店舗でかき氷やってくれるのかな?
前の古い日本家屋のお店が好きだったけど。まあ住む人には、きっとこの新店舗が快適だよね。店舗の上が住居みたいで。きっと新しくて広くなって快適だろうと思う。
港家さんは、日曜日でお休みだったけど。人形町の壽堂さんはあいていたので、そこでおやつを買った。
家に戻って、わらび餅を、お昼ご飯がわりにいただいた。
わらび餅、美味しい。やっぱり私は葛餅よりわらび餅だなあ。
晩ご飯は、ラムと茄子のカレー。カレールーは使わずに、トマトペーストと、スパイスとカレー粉で作ったサラッと系のカレー。スパイスが効いてて美味しい。
三ノ輪の肉の富士屋さんで買ってきた焼き豚と、春キャベツのサラダ。
それにゼクト。やっぱり、ゼクトのすっきり味は本当に美味しい。
NHKでやっていたドラマ、『流行感冒』を、とりあえず録画してあるんだけど。その原作になる志賀直哉の短編『流行感冒』を読んでみた。
志賀直哉の短編私小説で、短編だからわりとサッと読めた。スペイン風邪がはやっていた時の話。まだ小さい娘の健康にものすごく気を使って、神経質なくらい気をつけている主人公。女中さんに、はやりのお芝居を見に行ってはダメと禁じたのに、行ったんではないかと疑って、、みたいな話だったんだけど。
今のコロナ禍の状況と似ている。そして、今も昔も、感染症への予防って、人混みにいかないとか手を洗うとか、、なんだかたいして変わり映えしないんだなあ、、としみじみ思った。
いつか、コロナ禍を題材にした小説を読んで、「そういえばこの頃ってこんな感じだったよなあ、、大変だったよなあ、、。」なんてね。面白く笑える日が早くきてほしいものだ。