東京に戻ってお仕事!~20日(木)&21日(金)

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20日の朝一の新幹線で東京に戻ってきた。20日木曜日は、在宅勤務。すっかり浦島太郎になっているので、メールを読むだけで一仕事。

実は17日にとっても大事な会議があったんだけど、それに参加する事も叶わなかった。困ったなあ、、と思っていたら、なんとお友達がその会議を録音しておいてくれた。なんと3時間半の長丁場のオンライン会議を、全部録音しておいてくれたのだ。しかもとっても良い音質で。すごく助かった。持つべきものは、頼りになる同僚。本当にありがとう。

木曜日。ちょっと休憩しつつ、その会議の録音を聞いた。ふ~。ほんっとに長いな。笑。

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木曜日の晩ご飯。旦那が焼き肉を買ってきてくれたので、焼き肉の晩ご飯。副菜は、水キムチ、タマネギの薬味。それに、旦那が買ってて食べきれなかったコールスロー

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そして、焼き肉。ハラミとカルビと特上タン。あ~。肉はやっぱり元気が出る。

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特上タンは柔らかくていいなあ。もう脂っこい肉はダメなので、タンが一番食べやすいかも、、。家に帰って、焼き肉三昧。ホッとして元気が出た。

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金曜日は出勤日。朝ご飯は冷凍保存してあったベーグル。

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出勤していろんな仕事を一生懸命やっつけた。頭もどうにか戻ってきたかな。久しぶりに会えたお友達にも、帰省でのあんな事こんな事、私の愚痴を聞いてもらってずいぶんスッキリした。お友達って本当に大事だあ、、。

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金曜日の晩ご飯。トマトと卵の炒め物。

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それに、豚キムチ。これって疲れてる時簡単にできて元気が出るよなあ。

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それと、イタリア食材屋さんで買ってきたパテとサラダ。このパテがとっても美味しかった。

 

************本の話****************

一度きりの大泉の話

一度きりの大泉の話

 

 旦那が「これ読んでなかったんじゃない?話題になってるけど。」と言って、萩尾望都先生の『一度きりの大泉の話』を買ってきてくれた。疲れていたのに、読み出したら止らず、思わず一気に読んでしまった。

himekagura.hatenablog.com

2016年に出た『少年の名はジルベール』という竹宮惠子先生の自伝本を読んで、私もいろいろ思って、ブログにも感想を書いたんだけど。

その影響をもろに受けて、萩尾望都先生は、大泉時代の話を何度も何度も聞かれ、取材依頼され、この時代をモデルにしたドラマ化をさせてほしいとか、いろ~んな話が持ってこられて、困り果てていたみたい。それでとうとう、自分の気持ちをこの本に書き、それでおしまいにしたい、って事だったんだと思う。なるほど、、大変だっただろうなあ。

竹宮惠子先生からしたら、もう50年前の話だし、その時の感情的な行き違いなどはもう時効?と思っておられたかもしれない。もともと、同居して一緒に漫画を描いていたくらい仲良しだったので、和解したい気持ちもあったのかも。

でも、萩尾望都先生にとっては、たとえ50年たっても100年たっても、蒸し返されたくない深い心の傷になっていたんだなあ。

まあどちらも天才マンガ家。その中でも、萩尾望都先生の作り出すものは特別中の特別だから。まわりのマンガ家が恐れたり嫉妬したりする気持ちはわかる。

でも、『トーマの心臓』と『風と木の詩』は全くの別物、違う作品としてどちらも素晴らしい完成度だと思う。

私が、自分の中で、一番好きな漫画を3つ選ぶとしたら、『ポーの一族』と『トーマの心臓』と『オルフェウスの窓』だけど。でも、他にも好きな作家や作品はいっぱいある。竹宮惠子先生の『風と木の詩』『ファラオの墓』『地球へ』も大好きだし、素晴らしい作品と思う。萩尾望都先生と竹宮惠子先生の作品をどっちが良いとか悪いとか、比べようもない。

それにしても。いろいろ悩んだ時期を乗り越えて、萩尾望都先生が作品を描くのをやめずにいてくれたのは本当にありがたい。こんなに何十年の時を越えて、またポーの一族を読む事ができるんだものね。

トーマの心臓』も大好きな作品だ。萩尾望都先生が、この『一度きりの大泉の話』の中で、こんな事を書いておられた。

エーリクがユリスモールに語るセリフ。「僕の翼をあげる。」この言葉を見つけた事で、トーマの心臓を描いて本当に良かったと思われたそう。この言葉に萩尾先生自身が救われた、との事。

そう、この「僕の翼をあげる。」って、エーリクがユリスモールに語るシーンは、私も大好きなところ。この言葉で、すべてが救われた。私も、この言葉にすごく救われた気がした。

この作品を描いておられる時に、萩尾先生自身もいろいろ苦しんでおられたんだなあ。それを乗り越えて、こんな素晴らしい作品を描いてくださった事、本当に感謝したい。

あ、そうそう、萩尾先生、『きのう何食べた?』のジルベールの事も、この『一度きりの大泉の話』にちょこっと書いておられた。萩尾先生、『きのう何食べた?』も読んでるんだあ、、って。ちょっとビックリ。嬉しかった。

 

***********テレビの話******************

  1. 朝ドラの『おちょやん』には、すご~くはまっていたので、今はすっかりおちょやんロス状態。実家に帰っても、母と『おちょやん』の話をした。母は、「あんたは覚えてないかもしれんけど、あの杉咲花ちゃんは、本当に浪花千栄子さんのしゃべり方にそっくりでビックリしたよ。あんなに上手に真似するなんて、ほんとすごいな。」と感心していた。私も、浪花千栄子さんの事はそんなにハッキリ細かいことまでは覚えてないけど。旦那の方がよく覚えている。旦那も、杉咲花ちゃんの完コピがすごいと感心していた。そういえば、かすかに『細腕繁盛記』の浪花千栄子さんを思い出す。発声やしゃべり方、あんな感じだったよねえ。すごいね。
  2. まさかの星野源とガッキーの結婚にもビックリしたけど。田村正和の訃報にも驚いた。追悼番組で、久しぶりに『古畑任三郎』シリーズを見た。きっちり演技してるイチローにも驚いたし、シリーズ最終回の松嶋菜々子の美しさにも思わず見とれた。古畑任三郎シリーズ、面白かったなあ、、。
  3. 新しい朝ドラの『おかえりモネ』も、一応見てる。朝ドラらしい感じかな。『きのう何食べた?』のシロさんとケンジが共演してる!とかそんな事が気になったりする。笑
  4. きょうの料理に出てきた野間口徹さんのお料理っぷりには驚いた。すごい~。普通に料理してる。谷原章介を脅かす存在になるかも?