ツール・ド・フランス最終ステージ


ツール・ド・フランス総合優勝は、予想通りコンタドールだった。やっぱり強かったなあ。シュレック兄弟もアタックしたりいろいろ頑張ったけれど、やっぱりコンタドールの強さにはかなわなかった感じ。でもまあ、アンディ・シュレックは2位だったし、よく頑張ったよね。3年ぶりに参加したランス・アームストロングが3位っていうのもすごすぎだけど。
それはそれとして、今日の最終ステージ。日本人としては大興奮のレースだった。なんてったって、あのシャンゼリゼのコースで、まず逃げを決めたのが別府選手だったんだから。もうびっくり。その後はレースから全然目が離せなくなっちゃった。一回目の周回コース、凱旋門を別府が先頭でまわっていく映像って。もう感動モノだったよ。その後も、最終周回まで逃げグループを引きまくって、歯を食いしばって走ってる別府の姿は、すごかった。日本人の根性を見せてくれたね。なんと、最終ステージの敢闘賞まで獲得したんだから、本当素晴らしかったよ〜。
ツール・ド・フランスが始まった時は、日本人選手は最後まで走れるのかな〜なんて思ってたけど、とんでもない。新城も別府も大活躍だったし。最後のステージまでこんなに見せてくれるとは。やっぱり日本人選手が出てると、観戦のわくわく度がぐっとアップするなあ。来年も二人に出て欲しい。
時々映るパリの風景もとっても美しくてうっとり。もう10年以上前、コンコルド広場のはじっこで、ツール・ド・フランスの最終ステージを見た時は、選手の速さにびっくりしたなあ。そこを今、日本人選手が二人も走ってるなんて、なんだか信じられない感じ。
最後の実況はSaschaだったんだけど、Saschaの実況が一番落ち着いて聞けるなあと思う。おしゃべりがとても安定してるし、知識も豊富だし。やっぱり彼の実況が一番だよな〜としみじみ。最終ステージがSaschaで良かった。