片山右京の挑戦

NHK
BSハイビジョンで、元F1レーサーの片山右京が、ジロ・デ・イタリア一番の激坂に挑む、という紀行番組をやっていた。軽い気持ちで見始めたんだけど、、いろんな意味で衝撃を受けた。
片山右京ってF1レーサー引退後、登山家としていろいろ山に登って、自転車レースにも出てるんだなあ、、となんとなくは知っていたけれど、今プロの自転車選手を目指してトレーニング中だとか。
「え?今からプロの自転車選手を目指すって、、片山右京って何歳くらいだったっけ?35歳くらいだった?」と思ってプロフィールを見たら、え??何?私と一歳しか違わないわけ!?めちゃめちゃびっくり。この歳でプロの自転車選手を目指してトレーニング中だなんて、すごすぎる。彼の言葉に、私はかなりショックを受けた。
「今まで全力を尽くしてこなかった気がするんです。まだベストを尽くしてない、やりきってないという気がして。どこかで自分を甘やかしてきたような気がする。」って、、。だって、片山右京は、F1レーサーとして、頂点のレースに出て、生きるか死ぬかのところで戦ってきたのに。まだ全力を出してなかったって言うんだ。どこまで自分に厳しい人なんだろう?実際、トレーニングの成果で、いろんな数値がのびて、体の筋力なんかもアップしてるみたい。体脂肪率は6.8パーセントだし、、すごすぎる。
そうだよねえ、、。もうこんな年だし、って自分で限界を決めちゃったらもうそこまでなんだけど。人生ついつい楽な道ばかり選んで、手抜きばかり考えてる私には、彼の言葉がかなり突き刺さった。私なんて、、本当に全然ベストを尽くしてこなかったし、最初からあきらめてるし、すでに自分を見限ってるし。でも、頑張れば今からでも、もうちょっとどうにかなるのかな。もうちょっとだけ頑張ってみようかと、なんだか勇気をもらえた。
今まで別にそんなに好きじゃなかった片山右京だけど、いっぺんにファンになった。彼のこと、すごく応援したくなったよ。まいりました、師匠!って感じ。人生の師匠にしたい、、と本気で思った。
21日(水)の午後2時からBSハイビジョンで再放送するらしいので、興味ある方は是非チェックしてみてください。

第一容疑者〜希望のかけら〜

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/primesuspect/index.html

第一容疑者 DVD-BOX

第一容疑者 DVD-BOX

今週は、なんだか私の注目番組がいろいろあったんだけど、これもすっごく見たかった作品。イギリスの刑事ドラマシリーズ、「第一容疑者」。いつの間にか本国で最終話が放送されていたんだ。それを、NHKがたいして宣伝もせず、急にBSで今週の火曜水曜と放送したもんだから、慌てて録画した。
第一容疑者シリーズは、本当に面白かった。いろんなテレビドラマシリーズ、いろいろあるけれど、私が今まで見たドラマシリーズの中で一番好きなのは、やはりこのシリーズだ。暗くて救いのない話が多いんだけど、でも、深くてずっしり心に響く。数年前に放送された「姿なき殺人」は、ボスニア紛争がらみの事件で、すごくいろいろ考えさせられる重い話だった。今回の「希望のかけら」はエミー賞受賞作品らしいし、これも期待できそう。週末に見ようっと。ヘレン・ミレン演じるテニスンが、もう見納めかと思うとかなり寂しいな。

こんなもの食べた


水曜日の晩ご飯は、チャーハン。基本的には、なるべくご飯は食べないことにしてるんだけど、まあ時々は食べてる。あまり厳格になりすぎても続かないので。チャーハンは、最近は卵をご飯と先に混ぜてから炒めて、ぱらっとさせるようにしてるんだけど、旦那に言わせるとやはり味にパンチがないらしい。なかなか中華屋さんの美味しいチャーハンを真似るのは難しいなあ。

お手頃価格のイチジクがあったので、イチジクいりのサラダ。フルーツと生ハムをあわせるのは、三度のメシさんのまねっこだったりするけど、イチジクと生ハムの取り合わせってなかなかいける。

デザートは、わしたショップで買ってあったドラゴンフルーツ。

果肉までしっかりピンク色だったのがちょっとびっくり。でも、なかなか美味しかった。

木曜日は、いつもの魚屋さんで買ってきたかます

塩焼きにして大根おろしでいただいた。やっぱりかますは美味しい魚だなあ。

見た目はアレなんだけど、すっごく美味しいほや。ほやってどうしてこう美味しいかな〜。

そして、むつのお刺身。ぷりっとして美味しい。これから旬だなあ。

こういう美味しい魚がそろうと、つい日本酒が飲みたくなっちゃうよね、、。

デザートは、義父が送ってくれた新高梨。やっぱりこの梨はみずみずしくて美味しいなあ。

今日は、餃子とかサラダとか。

デザートは、末富の和菓子。東籬というお菓子と、花野というお菓子。東籬とは、東の方にある垣根のことらしい。それで、お菓子にも垣根の型が押してある。陶淵明漢詩で「菊を採る東籬の下 悠然として南山を見る」というのがあるらしく、そこから菊や秋のイメージでこのお菓子を作ったんだと思う。去年の秋にも同じお菓子があったなあ。いろいろ目で見ても楽しめて、季節感も感じられる和菓子ってやっぱりいいな。