ぼくのともだち

ぼくのともだち

ぼくのともだち

『ぼくのともだち』を、読了。
なんて言えばいいのか、自分の弱さやダメなところを強調して見せられているようで、ちょっと辛いかな、とも思った。友達が欲しい、でも、どうやって友達を作っていいのかわからない。こわごわ人間関係を作っていこうとするんだけど、なんだかどこかおかしい主人公。
でも、読み終えてみて、まあ、人間って奥底は誰しもこんな感じなんじゃないのかなあ、と思った。みんな本当は弱かったり恐がりだったり。
それも自分なんだし、それでいいのかな、と思った。
なかなか面白かったです。でも、確かに、好みが分かれるかな。
フランスっぽいシニカルな視点が私は好きだけど。