義母のジュエリー


少し前のこと、毎週末通うスポーツクラブで、宝石店の出張販売があり、そこでジュエリーのリフォーム相談をしていた。私は、お洒落で宝石好きだった義母から、彼女が持っていたジュエリーの大部分を譲り受けて持ってるんだけど、正直自分は全然宝石のことがわからず。義母にしたら、私のような不出来な嫁に自分の大事なコレクションを遺すのは無念だっただろうなあ、、。いくつか、好きなデザインの指輪は、サイズ直ししてもらって、はめてるんだけれど、そのままほったらかしにしている指輪あったりして。その中から、これはきれいかも、、と思う指輪を持って、リフォーム相談に行ってみた。私が放置していた指輪は、スターサファイアといって、サファイアの中でも価値の高いものだったらしい。他に、私が気に入ってよくはめている指輪の石が、ブラックオパールだったことも判明。(ていうか、何の石かもわからず、デザインや色が気に入ってよくつけていた私。ちゃんと調べとけよ〜。)「ブラックオパールは今もうほとんどとれなくなっていて、希少価値なんですよ。特に、ここに光を当てると赤い色が出るブラックオパールはすごく価値の高い石なんです。お母様はとてもお目の高い方だったんですね。」などと言われて。ま、商売だから話半分に聞いておかねば、と思いつつも。いろいろ集めて大事にしていた義母のコレクション、もっと大事にしないとねえ、、とちょっと反省。
まずは、スターサファイアの指輪のリフォームを依頼。それを先日、宝石店まで取りにいってきた。「もし必要ない金のチェーンなどありましたら、買い取りますからそれでリフォーム代も払えますよ。」なんて言われてたので、母のコレクションから、これは留め金のところが使いにくくて絶対使えない、と思っていたチェーンを一本拾い出し、それを持参した。そうしたら、そのチェーンも、21金のチェーンだったので、びっくりするほど高価格で買い取ってもらえた。「え?そんなに??」と店先ですごくびっくりした私。こいつ、本当に何も価値のわからん奴やなあ、、と内心あきれられてただろう。そっか、、将来お金に困ったら、母のコレクションから金のチェーンを売れば、ちょっとしたお金になるかも、なんてアホなことを考えてしまう悪い嫁。嘘です、全部大事にします。
チェーンのおかげでいろいろ指輪のリフォームができそうなので、他にも眠ってる指輪を引っ張り出してきて、リフォームしてもらおうかなと計画中。もうどうせ、自分もそんなに長く生きないかもしれないから、せっせと身につけて使わないとね、、なんて思う今日この頃だったりする。