震災から一ヶ月


昨日、4月11日は、あの大地震からちょうど一ヶ月だった。地震発生時刻、ちょうど部屋にひとりだったのでこっそり黙祷した。黙祷して、それから神様にも、「お願いだから地震止めて下さい!」とこっそりお祈りした。
でも、、まだまだ余震がおさまる気配がないね。余震だけじゃなくて、長野あたりにも地震がおきているし。いったい日本の地殻に何が起きているのかなあ、、と恐くなってくる。
昨日、夕方の地震発生時はちょうど仕事が終わりそうな時間帯だった。帰る準備を始めようとしたら、PCの画面にウェザーニュース緊急地震速報が。ウェザーニュースの速報、私は震度3以上で速報がPC画面に現われるように設定してあるんだけど、この二日くらいはものすごい頻度で画面に速報が流れて、「え?また?」くらいに思っていた。そうしたら、結構揺れたのでびっくり。東京でも震度4だった。「地下鉄は大丈夫かなあ?」と心配で、少し帰る時間を遅らせたんだけど、そろそろ動いてるかも、、と6時頃に駅へ。ダイヤは乱れていたものの、なんとか動いてくれていて助かった。飯田橋の駅で乗り替えようと思って降りたら、ホームにはいつも以上のたくさんの人が待っていた。やっぱりダイヤが乱れていて電車の到着が遅かったのと、恐いからとにかく早く家に帰ろうと、仕事を終了にして帰りを急いだ人が多かったのかも?でも、震度4くらいだと、わりと早くに地下鉄も動いてくれるのが助かった。お天気も雨模様だったので、ちょっと歩いて帰りたくない気分だったし。
そして、今朝。8時8分の千葉県東方沖震源地震がまた揺れた。まだ家にいたんだけれど、正直仕事さぼっちゃおうかな、、というくらいの気持ちになった。こんな状況で職場に行くのはなんか不安、、。でも、そうも言ってられないから職場に向かったけど。やっぱりメトロは遅れていた。「地震の揺れを観測したり、緊急地震警報が発令されたら、電車は急ブレーキをかけて止まりますのでご注意下さい!」という放送もあり。なんだか緊迫感。だんだん震源が南下してるのも、東京都民としては不気味。はあ、、。とにかく早くおさまってほしい。
福島でも、何度も何度も強い地震があるし、、。神様、試練与えすぎです。そろそろなんとかしてください、、。

正しさの息苦しさ

高橋源一郎氏が、自分が教鞭を執る大学の卒業生に対して寄せた祝辞。その中にとっても印象的な言葉があった。

いま「正しさ」への同調圧力が、かつてないほど大きくなっています。凄惨な悲劇を目の前にして、多くの人たちが、連帯や希望を暑く語ります。それは、確かに「正しい」のです。しかし、この社会の全員が、同じ感情を共有しているわけではありません。(中略)
明治の戦争でも、昭和の戦争が始まった頃にも、それが終わって民主主義の世界に変わった時にも、今回と同じことが起こり、人々は今回と同じように、時には美しいことばで、「不謹慎」や「非国民」や「反動」を排撃し、「正しさ」への同調を熱狂的に主張したのです。
「正しさ」の中身は変わります。けれど、「正しさ」のあり方に、変わりはありません。気をつけてください。「不正」への抵抗は、じつは簡単です。けれど、「正しさ」に抵抗することは、ひどく難しいのです。

たとえ正しいことでも、あまりにも全員がその方向に向かって突き進んでいくと、なんだかちょっと息苦しさを感じる。他の考えを寄せ付けない人を見ると、ちょっと危うさを感じたり。
なるべく自分は柔軟でありたいと思う。そして、一見“正義”らしく見えることにも疑いの目をもつことを忘れずにいたい。とはいえ、実は結構なーなーな人間なんで、ちょっと難しいんだけどね。

こんなもの食べた

月曜日。地震と体調不良気味で凹んでる旦那。なんかいまいち食欲ない、、というので、軽めの晩ご飯。

焼き鮭。旦那がいまいち食欲ない、、という時の我が家の定番メニュー。それと冷や奴にした。

私はこっそりホタルイカも。ホタルイカを独り占めで、やっぱり美味しい〜。

今日、火曜日の晩ご飯は、いつもの魚屋さんで買ってきたお刺身。ぶりと金目鯛。やっぱりお刺身はどんなに元気がなくても美味しくいただける。

それに、お豆腐をくずして、豆乳でのばしてスープ仕立てにしたもの。本当はミキサーで攪拌するといいんだろうけど。でも、味はなかなかいけた。

それと、春キャベツ&パプリカのサラダ。パプリカは網で焼いて、皮をむいてオリーブオイルとバルサミコをかけたもの。
やっぱりうちは魚無しでは生きていけません〜。東北の漁業が無事に復活してくれますように。