パリ砂糖漬けの日々

パリ砂糖漬けの日々―ル・コルドン・ブルーで学んで

パリ砂糖漬けの日々―ル・コルドン・ブルーで学んで

パリ砂糖漬けの日々、三分の二くらいまで読んで、まだ途中だけど、すごく面白い。
共感できるところがいっぱいあるし、うんうんとうなづきながら読んでる。
せっかく朝日新聞に記者として入って、そこそこの地位までいっていたのに、すっぱりやめちゃったっていうのが、まずすごいよね。
単身パリに渡って、いろいろな事にぶち当たって大変なのも、なんとなくわかる。
海外って、日本で思うようには事が運ばないよねえ、、。
家具を買っても配達の日が勝手に変更になっていたり、やっと届いたと思ったら、不良品だったり。
詳しく電話で説明するのが大変だから自分でなんとか直したり。
料理学校に送った願書が届いてないと言われたり。ロッカーの鍵が壊されて中にいれていた計りや白衣が盗まれてたり。本当、大変そう。
読んでいて、「負けるな〜頑張れ!」とついつい応援してしまう。
語学学校で出会ったチェチェン出身のクラスメートの話には、ついつい読んでて涙ぐんじゃったり。
気軽に楽しく読めるエッセイだし、外国暮らしを短くとも経験した人には、きっと共感できる部分も多いんじゃないかな。
あとちょっとだから、週末に読んじゃおうっと。