4月最初の週末~5日(金)から7日(日)

式典でもらった花もすっかりいたんじゃって、新しい花を買って来た週末。

4月5日金曜日の朝ご飯。

朝御飯はミニバゲット

5日金曜日は、某学会に用事があり、飯田橋に出勤した。金曜日の朝はあいにく地下鉄が遅延していた。そもそもどこかの駅で荷物が挟まったのがきっかけ?みたいなアナウンスだったけれど。地下鉄が遅延し、遅延が混雑を引き起こし、そこでまた荷物がドアに挟まって遅延がひどくなる、、みたいな。コロナ禍以前の満員電車が戻ってきちゃった??みたいな朝のちょっとしたプチ地獄を味わった。

なんとか学会に到着して、作業を進めた。早くこっちを片付けて、職場の研究室の片付けをやりたいよ~、、と。そんな気持ちで頑張った。

お昼ご飯は、学会のお姉さん二人と一緒に外に食事に出かけた。そこで自分の失敗に気づいた。なんと、小銭入れしか持ってきてなかったのだ。財布をカバンに入れるのを忘れて出勤してきた。日ごろはそれでも、パスモスマホがあれば特には困らない。お昼はお弁当を持ってきてるし。でも外食するのにお金がない!

それで、学会のお姉さんに「ハンバーグのお店とか中華とか餃子のお店とかいくつか候補ありますけど、どこが良いですか?」と聞かれて、「とにかくPayPayの使えるところにしてください。今日お財布忘れちゃったので、、。」とお願いした。

それで、やってきたのが餃子屋さん。天鴻餃子房。ここ、確か神保町で有名なお店で、テイクアウトした事あるよなあ。有名店だ。

PayPayも使えるみたい。ちょっと遅めに出たので、早めに食事に来た人たちが出るタイミングでうまく席を確保する事ができた。

という訳で、餃子定食。でもどっちかというと、餃子にはご飯じゃなくてビールが飲みたいところだ、、。昼休みだから無理だけど。笑。

餃子とスープとご飯っていう取り合わせはちょっとヘビーだったので、ご飯を半分くらい残してしまった。申し訳ない。でも餃子は最高に美味しかった。

学会のお姉さん二人は、とても若い。今度新しく担当になった彼女は、まだ26歳。新入社員として入った春がコロナ禍だったので、対面の会議とかに慣れてないって話していた。ZOOMだと、資料はみんな各自ダウンロードして、会議中は画面共有で見る事ができるけど、対面の会議だと資料を全部コピーしてたんだよ、、って言ったら驚いてた。まあそうだよね。すごい手間だもんねえ、、。若い人の感覚はすごく新鮮だ。

コロナ禍でいろいろ困った事が多かったけど、ZOOMの会議は便利だったよなあ、、と思う。遠隔でも参加できるし、資料は紙で刷らなくていいし。まあ対面の方がコミュニケーションは取りやすいけどね。

そんな話をいろいろして、昼休み終了。その後また頑張って作業して、なんとか早めに作業を終えられたので、ようやく職場に戻る事ができた。そこからまた泣きそうになりつつ研究室の片付けをやっていた。なんだかほとんど底なし沼のような気分だ。笑

晩ご飯は、この春最後の鍋かな?って事で。大好きな鴨鍋にした。

金鳥店で買って来た鴨は美味しい~。

それと、木曜日に高島屋の味百選で買って来たむかいの柚子明太子。「冷凍したら日持ちしますよね?」と売ってるおじちゃんに聞くと「冷凍したらだめ。冷蔵庫で1週間くらいもつから冷凍しないで!」と言われた明太子。そりゃ食べようと思えばいくらでもすぐ食べられるけどね、、。やっぱり美味しい明太子はなるべく冷凍しない方がいいみたいだ。

この前九州展で買った明太子も美味しかったけれど、この明太子も上品ですごく美味しかった。いつもスーパーで買ってくるものとやっぱり味が違うなあ。とはいえ、いつも上等な明太子は買えないけど。

それと、水茄子のお漬物。やっぱり水茄子は美味しい~。

4月6日の土曜日。お休み。朝御飯に、旦那が買って来てくれたポルボローネを食べた。ドイツにいたころ、ちょこちょこスペイン食料品店で買ってたポルボローネ。日本でも時々見かけるようになったね。

口の中でほろほろ崩れる柔らかいクッキー。美味しいな。

満開の桜を見に、また自転車で出かけた。

佃の桜も満開だ。

曇天なのがちょっと残念。

でも、隅田川沿いの佃の桜は本当に見事で、毎年ここの桜を見るのが楽しみだ。

佃の桜を堪能してから、自転車で日本橋方面へ。

人形町も桜、きれいなんだよね。

三越のそばの桜もとてもきれいだった。

三越では、ちょこっとデパ地下食品などを見て、パンなど買い物した。

ジョアンのパンが、プロヴァンス特集で、マントンのシトラス、というパンの名前についついつられて買っちゃった。

マントンは春の終りの頃に行った。週末は思いのほか電車の数が少なくてビックリしたけど、でもきれいな良い街だったなあ、、としみじみ思い出す。檸檬祭りは終わっちゃってたけど。きれいな街の風景を思い出す。

パンはレモンたっぷりで甘酸っぱくて美味しかった。

家でパンを食べた後、今度は歩いて近所を散歩。

桜はどこも満開できれいだ。

田口屋さんへ向かう途中、榮太樓深川支店の前を通った。閉店していて、寂しかったなあ、、。

そして、いつもの田口屋さんで日本酒を飲みつつ、街路の桜をのんびり花見した。

旦那が、国会図書館の資料の中で、昭和初期の業界誌の記事の中に、田口屋さんの先々代の記事を見つけたので、それをプリントアウトして持っていって差し上げたらとても喜んでくれた。

田口屋さんは、明治20年創業の老舗。先々代は、業界の理事を務めるとか、立派な人だったみたい。

女将さんによれば「かっこいいおじいちゃんだったのよ~。」という事だった。

「このあたりは、関東大震災で全部焼失して、せっかく立て直したら、今度は戦争の空襲でまた全部焼失したからね。自分たちが何もかも無くしただけじゃなく、まわりのお客様も全部焼失してしまって、本当にすべて何もかも無くしちゃったから。先代や先々代は本当に大変だったと思うわ。」と女将さんがしみじみ語ってくれた。

確かに、その時代の人は本当に大変だったと思う。以前、木場の魚松さんの大将も、空襲で何もかも無くした時の苦労話をしてくれたなあ、、。本当にこのあたり、下町の人達は2度も何もかも無くしてしまい、その中から立ち上がってきたんだから本当に立派だと思う。

私たちも、確かに災害とかあるけれど。でも平和なのはありがたいなあ、、と思う。平和だけはなんとしても守らなくちゃ、だよね。

そんな話をした後、また桜を見ながらそぞろ歩きで帰宅した。

運河沿いの桜はどこもきれいだなあ。

晩ご飯。散歩の途中で寄った門仲の魚屋さんで見つけたコハダとアオヤギのお刺身。やっぱり美味しいね。

豚と野菜の炒め物。

鴨鍋の残り出汁のうどん。山盛りの三つ葉で何がなんだか見えませんね。笑

水茄子のお漬物。

明太子。やっぱり博多の明太子は美味しい。

7日日曜日の朝御飯。ジョアンのドイツパンと、木の実のお菓子。

日曜は晴れてとても良い天気だったので。朝一のジムから戻って、すぐにお花見に出かけた。

桜は満開、お天気は良い、日曜日。これだけの条件が揃ったら、そりゃあちこち大混雑になるよね。

桜の木の下じゃなくとも、とにかくどこもかしこも大賑わいの木場公園

いや~。芋の子を洗うような混雑の中には突っ込んで行きたくないねえ、、。

清澄公園に行ってみたらそちらも大賑わい。

良い天気で、青空のもと。暖かいし。どこもお花見日和。

そんなわけで、いつもの定番隅田川沿いのお花見スポットにやってきた。

隅田川沿いも人は多いものの、桜もたくさんあるので、そんなに混んでいなくて、人が分散しているのが良い感じだ。

家でコーヒーを淹れてポットに持ってきたので。それを飲みながらのんびりお花見。

やっぱり青空のもとのお花見は楽しいなあ。

隅田川沿いのお花見を楽しんで、またお散歩しながらの帰り道。大横川では、季節の風物詩、お花見船が出ていた。川から眺める桜も風情があって良いだろうなあ。

そして、牡丹園の横を通りかかったら、もう牡丹が咲き始めていた。

いつもなら桜が散ってからの牡丹なんだけど。今年は桜が遅かったし、急に暖かくなったので、牡丹と桜が同時に見られたんだなあ。ちょっとビックリ。

牡丹もうっかりすると見頃を逃しちゃうので。ちょうど見れてよかった。

日曜日の晩ご飯。ちくわにポテサラを詰めて天ぷらにしたもの。これってケンコバの番組で見てどうしても作ってみたくて。なかなか美味しかった。美味しかったけど、やっぱり手間なので、ポテサラを詰めてチーズのせて焼くパターンの方が楽でいいかな。でもたまに元気のある時はこの天ぷらもいいかなあ、、って思った。

それと蓮根の天ぷら。

豚こまはから揚げに。

それと野菜スープ。

水茄子のお漬物。

それに明太子。

そして、美味しい白ワイン。日曜日の夜はのんびり時間をかけてゆっくりご飯を楽しめた。また次の1週間頑張らなくちゃ、、だね。

 

テレビの話。

www.tv-tokyo.co.jp

クドカンのドラマといえば、『不適切にもほどがある』が、前のクールで人気あったけれど、私は今クールのこの『季節のない街』が大好き。すごく夢中で見てる。いや~。さすがクドカンだわ。原作は山本周五郎の小説。それを現代の日本に置き換えて、描いてるんだけど、それがものすごく良い。

『季節のない街』は黒澤明監督が、『どですかでん』というタイトルで映画化してるのね。このドラマは、ディズニー+ですでに全部放送されてたみたい。それを今、テレ東で放映している。原作の小説を読んでなかったんだけれど、設定は現代に変えてるものの、中身は結構忠実に描いてるみたいだ。

ディズニー+のHPに書かれてるストーリーは、こんな感じ。

”ナニ”から12年―― この街には、”ナニ”で被災した人々が身を寄せる仮設住宅があった。 今もまだ、18世帯ものワケあり住人が暮らしていたが、月収12万超えると「即立退き」とあって、皆ギリギリの生活を送っていた。主人公の田中新助こと半助は、街で見たもの、聞いた話を報告するだけで「最大一万円!」もらえると軽い気持ちで、この街に潜入する。だが、半助こそ ”ナニ”によって何もかも失い、ただ生きているだけの男だった。しかし、ギリギリの生活の中で、逞しく生きるワケあり住人らを観察するうち半助は次第に、この街の住人たちを好きになっていく。そんな中、仮設住宅が取り壊されるという噂が街に流れはじめるのだが……。

青春群像劇として、すごく良いなあ、、って思う。そうそう、こんな人いたよなあ、、とか思いつつ。他人事とは思えないところもあり。楽しみに見ている。ドラマを見終わってから、原作を読んでみよう。

 

www.nhk.jp

18年ぶりに復活した『新プロジェクトX』も楽しく見ている。なんだか懐かしいな、、この感じ。

スカイツリー編も、Jフォン編もすごく面白かった。スカイツリーは、我が家のエレベーターホールから毎日のようにだんだん上に伸びていく工事の様子を見ていたし、あの震災の時の事もよく覚えてるから。興味深く見た。ずっと工事の様子を見ていた事もあるし、家のエレベーターホールから見える場所に建ってて毎日眺めているから、私はスカイツリーが大好き。東京タワーの方が好きという人も多いけど、私はスカイツリー派だ。だから工事の裏話はとても興味深かった。

そして、Jフォンの話も、ちょうどその時代に写メに惹かれてJフォンに加入した私なので。それも懐かしかったなあ。いろんな裏話を聞けてとても面白かった。

プロジェクトXも、だんだんネタ切れになってくると面白くなくなるので。しばらくはいろいろ興味深いネタをやってくれるんじゃないかと期待してる。