研究室ラストデイ&誕生日&桜祭り~3月29日(金)から31日(日)

3月29日金曜日。私の62歳の誕生日。そして、年度末のお仕事最終日。今所属している研究室のラストデイ。

朝御飯は、ハード系の美味しいパンだった。どこのパンだったっけ、、。ずっと旦那に買ってきてもらっているので、どこのパンだったか忘れちゃってるんだけど、とにかくどれもとても美味しかった。

お仕事は、研究室ラストデイという事であれこれバタバタ。研究室の不要なデスクや椅子、テーブル等々を欲しい研究室に差し上げるガレッジセール的なものをしていたので、そちらの対応にも大わらわだった。ボス様のお気に入りのミーティングテーブルと椅子も、学生さん用のスペースに無事に引き取られていった。デスクや椅子たちも、いろんな場所でまた新しく活用されるようで良かった。

ランチタイムは、研究室のプロジェクト事務室の事務長さんが、お昼を御馳走してくださった。天ざる蕎麦。天ざるって本当、美味しいね。

美味しいお蕎麦とコーヒーを御馳走になって、研究室のお別れランチになった。

最後の最後まで、部屋の片付けは結局終わらず。

まだ身の回りを片付けているボス様の事を置き去りに先に帰ってしまった私は薄情秘書ですね。笑。

私と同様に、退官されるボス様の秘書をしていた友人は、なんとこの日は11時過ぎまで一緒に片付けをしたらしい。最終電車で帰宅したとか。えらい。秘書の鑑だね。私はさっさと帰ったけど、、。まあとりあえず、部屋の片付けのデッドラインは4月末まで延長してもらっているので、そこまでにはどうにか、、しなくちゃだね。

最後、研究室を出る時にはボス様と握手してお別れした。

とはいえ、実はまだボス様は立場を変えてお仕事を続けるので。仕事上のご縁は完全に切れる訳ではない。まだ4月以降の事はぼちぼち慣れていかなくちゃ、、だね。

ボス様だけでなく、最後、プロジェクト事務室にいた事務長さんと職員さん、みんなで研究室最後のお別れデイのご挨拶をした。

私がボス様の秘書になったのは、2001年の暮れ。それから23年も一緒に仕事してきたんだから。まあ本当に長いおつきあいだった。これだけ長く続けられたのは、ひとえにボス様のおかげだ。ボス様が、出来の悪い秘書の私を、いろいろ長い目で見て許してきてくれたから。そこはとてもとても感謝している。それに人間的にもとても尊敬できる上司だった。尊敬できる上司でなければ、ここまでついてくる事はできなかったと思う。

すっかりぬるま湯に慣れてしまっていた私。新しい環境で、新しいボス様のもとで頑張れるかな。まあぼちぼちなんとか頑張ろう。

年度末最終デイという事で、またいろいろプレゼントをいろんな方にいただいてしまった。ありがたい事です。

帰宅したら、誕生日という事で、旦那が、予約していた都寿司のお好みにぎりをテイクアウトしてくれていた。ありがたや、、。

お皿に載りきらないくらいたくさんのにぎり寿司。これがひとつひとつ、ものすご~く美味しい。さすが都寿司だわ。

そして、お吸い物もついてくるんだけど、これもとってもとっても美味しかった。

副菜として、ほうれん草のおひたしと卵焼きだけは焼いた。

それに、美味しいお豆腐屋さんの汲み上げ湯葉

そして、藤居本家のしぼりたて旭日で乾杯。まあ、まだ完全に片付けは終わってないんだけど、とにかく23年頑張ってきた自分にも乾杯。62歳まで元気に頑張れた自分にも乾杯。

ボス様の奥様が言っておられたんだけど、「とにかく定年まで勤められたことが本当に良かった。」って言われてて、それは本当にそうだなあとしみじみ思った。ボス様、途中で病気したり、、もあったので。そこを乗り越えて無事に定年の日を迎えられた事は本当に良かったなあ、、と思った。私も、ボス様の定年の日をしっかり一緒に見届ける事ができて良かった。

私ももうちょっとあとひと踏ん張り、頑張らなくちゃだね。そんな事を思った誕生日だった。

3月30日土曜日。朝御飯はフルーツ入りのカンパーニュ。

さて、今日はどの程度開花しているか、浅草方面へ行ってみようって事で浅草まで自転車で走ってみた。さくら祭りが開催されていて、結構な人出なんだけど、ほとんど咲いていない!やっぱり桜の開花予想って難しいよね。自然相手だものね。

それでもまあ、桜が咲いてなくても宴会はするんだろうねえ。すでにブルーシートを敷いて場所取りをしている人もいる。まあ暖かいし、良い天気だし、宴会日和とも言えるから、桜は二の次かも?

ソメイヨシノはまだだけど、しだれ桜はちょっと早いから咲いていた。

スカイツリーとしだれ桜のコラボが楽しめる場所だから、みんな写真を撮っていた。

もう少し隅田川沿いを北上して、汐入公園に行ってみたら、そこはちょうどソメイヨシノではない別のピンクの桜が満開だった。いつもこの桜が、ソメイヨシノより先に咲くんだよね。

皆さんよくご存知で。ここに花見に来ている人もたくさんいた。

外国人観光客グループもたくさん。みんなよく知ってるね。

青空にピンクの花が映えてとてもきれい。ソメイヨシノではないけど、十分お花を満喫できた。

ソメイヨシノもちょっとずつ咲き始めてるみたいだった。

浅草の竹松鶏肉店でちょこっと鶏肉も購入。

帰り道に、おかず横丁で港家さんに寄り、和菓子を買った。港家さんのお向かいの焼き豚のお店で焼き豚も購入。その後、家の近所まで戻ってきて、田口屋さんへ。

ぽかぽか陽気で気持ち良いので、ビールで乾杯。生ビールがとっても美味しい。

その後、旦那は焼酎のソーダ割り、私はシャインマスカットのお酒を飲んだ。その後は、自転車を押してぷらぷら歩いて帰った。

港家さんのお向かいの松屋さんの焼き豚。人気店で、結構いろんなメディアでも紹介されてる。今は三越伊勢丹とか高島屋のオンラインショップで購入できるみたい。開店のタイミングがよくわからなくて、すご~く行列のできてる事が多いんだけど、この日はちょうどお客さんの途切れたタイミングで買う事ができた。

若大将が、お店を継いだ時に、焼き豚専門店にしたみたい。なかなかの商売上手の若大将だわ。この焼き豚、美味しいから、ちょうど良いタイミングで買えて嬉しかった。

晩ご飯は、よだれ鶏

レバニラ炒め。北浅草のもつ専門店で買ったレバーで作ると本当に美味しいね。

それとガツ刺し。これも美味しいな。

デザートに港家さんの和菓子をいただく事にした。

私は、この花模様の生菓子。

旦那は、このあんこ玉のような白いお餅とこしあんの和菓子。

そして、草餅は半分こした。どれも美味しかった~。やっぱり港家さんの和菓子は、お手頃価格で美味しいな。

買い物の時のおかみさんとのおしゃべりも楽しい。暖かくなったので、またちょくちょく港家さんに立ち寄りたいな。

3月31日日曜日。イースター。という事で、イースターのパンを旦那と半分こ。

意外とあっさりした甘さで美味しいパンだった。

朝御飯の後、自転車であちこち桜の様子を見に行くことに。まずは、佃へ。桜の前に、『春になったら』のロケ地を同じアングルで撮ってみる事にした。

主人公父娘の家って確かこのあたりだったよね。

そして、結婚式のシーンはここでロケしていたね。この階段前の道がバージンロードだった。この階段を上がったところで夫婦の誓いをして、結婚式の記念写真を撮っていたね。

ここからみんなで披露宴会場に行ってたけど、そこはどこか遠い場所?だと思う。瞬間移動していたね。まあロケではよくある事。

そんなドラマの思い出を話しながら旦那と桜のチェックをして散歩してみたけど、残念ながら佃はまだちょこっと開花したばっかり、、くらいの感じだった。

日本橋桜通りを見に行くと、木によってはだいぶん咲いていた。

やはり、陽当たりのいいところから咲いてるみたいだね。

そして、その後、常盤二丁目のさくら祭りへ。前日、田口屋さんで飲んでいた時に、おかみさんに「明日さくら祭りだから良かったら遊びに来て。」と言われいたのだ。この桜祭りは、地元の人のお楽しみ、という感じでこじんまり、楽しそうなお祭りだった。惜しむらくは、桜がまだちょっとしか咲いてないこと。でも暖かくてお天気も良くて、楽しいからまあ、そこは良いよね。

木によっては八分咲きくらい咲いてるのもあって、そういのを見ながら飲むのも一興だよね。

焼き鳥のブースには長蛇の列。

ご近所の皆さんがちょこっと遊びに来る感じの、ほんわかしてのんびりしたお祭り。楽しかった。

田口屋さんも、ビールとにごり酒を売っていた。

ご主人は、人の途切れたタイミングでご自分も飲んでたり、深川榮太樓のお団子食べたり。のんびりした雰囲気だった。おかみさんは、ご近所の皆さんといろいろおしゃべりに花が咲いてるみたいだった。私たちが行くと喜んでくれた。

田口屋さんで生ビールとにごり酒を買って、道ばたで一杯飲んだ。3月末日で閉店してしまう深川榮太樓さんも屋台を出していた。最後の営業が桜祭りだったので、最後の最後、生菓子のセットとかは安くで売っていたみたい。私たちが行った頃には売り切れていた。それで、赤飯と、あと白玉団子を買ったんだけど、白玉団子はお団子3個にあんこたっぷりで100円だった。え??と思うくらいお安かったので、閉店セール、というかご近所さんへのサービスみたいな感じだったのかも。白玉団子とビールで、まだ咲きかけの桜を楽しんだ。桜祭りに声かけてもらって来れてよかったなあ。

帰りがけ、のんびり歩いていたら、牡丹町の商店会も桜祭りをしていた。

こちらは太鼓の演奏などやっていたみたいだった。あちこち、桜はまだだけど桜まつりで盛り上がっていた。桜のお花見日和を予測するのは本当に難しいけど、でもまあ、こうやってご近所の親睦を図るいろんな催しは楽しいね。

家に帰ってFarm to Meのパンを半分こしてお昼ご飯にした。

晩ご飯は、深川榮太樓さんのお赤飯。もう食べられないと思うと貴重品だ。

これも上品なお味でとても美味しかった。歴史の古いお店なのに、閉店は本当に残念だ。まあ、本家の榮太樓さんが頑張ってるから、それはありがたいんだけどね。

松屋さんの焼き豚をちょっとだけ炙っていただいた。やっぱり美味しいね。

豚ハツと野菜の炒め物。

野菜スープ。

冷や奴。

ガツ刺し。

そして、白ワイン。いろいろ食べすぎだね。美味しかった~。

そして、とうとう2023年度も終り。2024年も四分の一が終わった。本当にいろいろあったなあ、、。ありすぎぐらい、いろいろあった。新年度が平和でありますように。