11日の午後は、リビングでごろごろしつつ、録画した番組をあれこれ見てのんびり過ごした。面白そうな番組をいっぱい録画しても、なかなか見る時間がなくて、録画がたまっちゃうので、こういう機会に見ないとね。
安藤忠雄の“わたしが子どもだったころ”はとても興味深かった。1941年生まれの彼の子ども時代は、まだ戦後まもない雰囲気の、大阪の長屋暮らし。貧乏でも気丈だった祖母の、大阪人らしい合理精神と自立心が彼に強い影響を与えたんだなあ。それにしても、安藤忠雄って恐いボスだ。頭がいいから、質問にさっと答えが返ってこないとダメみたい。私、とても彼の秘書はつとまらないなあ、、なんて、番組を見ながらそんな関係の無いことを思ったりした。
長屋の部屋を増築する時に、天井がはがされて、その時に入ってきた日の光。それが彼のデザインの原点なんだろうねえ。彼の作品は、いつも光を取り入れるのがうまい気がするけど、あの長屋の造りが根っこにあるというのが、意外でもあり面白かった。
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事件は超高校級と謳われ将来を嘱望されていた高校球児の殺人事件から始まる。
たまたま彼の父である諸岡三郎(石黒賢)から、もう一人の息子である弟の進也(中村蒼)の捜索を頼まれていた探偵事務所の加代子(加藤ローサ)は、進也にかけられた兄殺しの容疑を晴らすべく、父親の探偵事務所長の浩一郎(宅麻伸)、愛犬のマサと真相の究明に乗り出す。
「なるほど。この話はこうつながっていたのか〜。」と展開にびっくりしたり感心したり。ドーピング問題とか、高校野球の連帯責任とか、、いろんな事を考えさせられた。なかなか深い。ドラマはエンターテイメントとしてもよくできていた。やっぱり宮部みゆきの原作ストーリーがすごくしっかりしてるから、ドラマの完成度も高くなったんだろうなあ。
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