カーネーションの奇跡

今月に入ってからのカーネーション。見る時のテンション下がったとかいろいろ文句っぽいこと書いていたけど、今週金曜土曜のカーネーションは、やっぱり素晴らしかった。久しぶりにカーネーション見て泣いた。
「若い子が走り回ってても、それは普通やろ。せやけど、100歳の年寄りが走り回ってたらそれは奇跡や。末期がんの患者が笑っててみ。笑って輝いてたら、それが奇跡なんや。見てる人を勇気づけることができる。」って、、。すごいな。老人や病人こそが奇跡を起こせるって、そういう事を言いたくて、糸子の老いを描いたのかも。夏木糸子とずっと長回しで、二人のシーンを演じていた相手役のガン患者の女性。だんだん感情が高ぶって途中で思わず泣いてしまう、、というところまでの演技もめちゃめちゃうまくてびっくり。中村優子さんという女優さんで、全然今まで知らなかった人なんだけど、すごい演技力。今まで映画に出たりしてはったみたいやけど、これからもっと注目して見てみたい人だなあと思った。すごい息をのむシーンで、ここで私は初めて夏木マリさんの関西弁が気にならなかった。それだけドラマに引き込まれていたんだと思う。オノマチ糸ちゃんの時のようなわくわく感があるカーネーションとはまた別物のドラマを描こうとしてたんやなあ、、というのがちょっと理解できた二日間だった。あと一週間かあ。やっぱり最後まで目が離せないカーネーション。終わったら間違いなく燃え尽き症候群になりそう。笑