連休2日目の日曜日は、自転車で食品店巡りに出かけた。まずは、初挑戦のお店、イラン食料品店へ。イラン食料品店“ダルビッシュショップ”があるのは小伝馬町。日曜日のあの周辺は本当にひっそり静かで人影も少なめ。お店もちょっとわかりにくいところにあったけれど、無事旦那が見つけてくれた。
ちっちゃいお店で看板もあんまり出てないし、営業中の札もかかってないけど、開いてるのかな？とおそるおそる引き戸を開けてみたら、なんかのんびりムードの店内。イラン人のおじさん二人がのんびりイランのドラマ？のビデオ鑑賞中。でも、私を見てにっこりして、「こんにちは！いらっしゃい！」と声をかけてくれた。そして、いきなりタッパーを持ってやってきて、ナツメヤシを食べさせてくれた。これがめちゃ美味しいの。今まで私が食べたことのあるナツメヤシっていったいなんだったの？？と思うくらい美味しい。なんでも生のナツメヤシを直輸入してるらしく、生のナツメヤシを売ってるお店は珍しいみたいで。あんまり美味しいし、値段も一箱いっぱい入ってて400円と安いし、購入することに。ここの店主のハサムおじさん、あとでネットを見るとなかなかの有名人みたい。わかるよ。独特のオーラがあるんだもん。長いあごひげをはやしていて、黒い帽子をかぶってて、なんだか神父さんのような仙人のような。で、すごく優しい雰囲気、おだやかな日本語。すごく素敵な人。ここのお店、めっちゃ気に入った。そんな遠くないし、定休日は月曜だし、絶対また来ようと思う。今回は生のナツメヤシとローズジャムを買ったくらいだから。
お店の名前、“ダルビッシュショップ”だけど、あの有名なダルビッシュ有くんと親戚、とかそういう事はありません。ダルビッシュって、“すべての物欲を断って、托鉢などをして歩く修行僧みたいな人”という意味もあるらしく。ここの店主のハサムおじさんは、そんな生き方をしてる人みたい。見た感じも確かに修行僧みたいな雰囲気なんだよね。
これは、戦利品のナツメヤシ。お店ではココナッツパウダーをかけて食べてたので、私もまねっこして、ココナッツスプレッドをかけてみたけど、なくても美味しいと思う。
このナツメヤシ。柔らかくって甘くて、種も小さくて実が多い。今まで人生の中で食べたことのあるナツメヤシの中で一番美味しい。ていうか、今まで食べてたのはなんだったの？？ってくらい美味しい。鉄分も多くて、貧血の私にはぴったりだし。また買いに行こう。
で、その後は、自転車で神田明神へ移動。神田明神前の天野屋さんで、糀を購入。そろそろ家の塩麹ストックが底をつきそうなので。
ここの糀で作った塩麹が美味しいのだ。連休最終日にでも仕込もう。
その後上野に移動。アメ横はすごい人出だった。春節だからか、あちこちから中国語が。観光客も多いんだろうね。アメ横センタービルの地下のアジア食品店街に行くと、本当に中国人だらけ。ここは日本？って感じ。でもそれが面白くて好きなんだけど。
次は隅田川を渡って、蔵前、両国を通り過ぎ、錦糸町へ。錦糸町もいろいろエスニックショップがいっぱいあって面白い街なんだよね。
まずは錦糸町駅近くのエスニック食料品店、ヤオショーへ。このお店、いつもアジア系外国人でいっぱい。今日もレジに行列したけど、どうにか無事購入。
トックやパクチー、マッコリなんかを購入。パクチー100円でたっぷりあったのは安かったなあ。その他も、上野あたりのエスニックショップよりだいぶんお安かった。
最後にタイショップに立ち寄った。できたてのお菓子を購入。
タプティム・グローブというクワイの実をタピオカで包んであるスイーツ。ココナッツミルクと混ぜていただくもの。
そんないろんなエスニック食材を購入できて大満足の1日。最後、錦糸町から家まで自転車を走らせていると、かなり足がだるくなっちゃったけど、良い運動にもなったかな。前日のスポーツクラブでのサーキットトレーニングもこたえてて、全身が痛いけど、ま、なんとかなるでしょ。心地よい疲労感と、美味しいものをいっぱいゲットできた満足感で1日が終了した。
