テレビあれこれ

土曜の夜にやってる、日本版『ロング・グッドバイ』。録画していたのをようやく見た。これ、私、めっちゃ好きだ〜。旦那は“日本人がやっててもイマイチで、、。”と言って、あんまり気に入らなかったみたいだけど、私はすごいはまりました!特に綾野剛。どうしてこの人、こんなにこういう役がはまっちゃうんだろうねえ。カーネーションの周防さんぽい、ちょっと不幸そうな、頼りなげな、なんかちょっと情けない感じの男性。惚れてまうやろ〜!って感じ。やっぱり殿様とか刑事とかより、断然こういう情けない色男系が似合っちゃうね。浅野忠信もやっぱり良いよ。この役ができる人ってこの人ぐらいしかいないなあ。もしくはオダジョーくらいかしら。「何の得も無くても、クズを拾ってきてコーヒーを飲ませたいと思う人間だっているんだよ」って。すごいかっこいい台詞。(その“クズ”が綾野剛なわけ。なんでこの人こんなにクズが似合っちゃうのかね。)浅野忠信は、文句なくかっこいいね。なんだかちょっと楽しみ。このドラマを見てると、どうしてもギムレットが飲みたくなっちゃうなあ。

  • 犯罪

犯罪

犯罪

フェルディナント・フォン・シーラッハの『犯罪』をドラマ化した作品を、AXNミステリでやっていたので、見た。実写化するとえぐいものはちょっとえぐいな。こういうシーン、ドイツの人はわりと平気なのかな?と思ったりして。中身は結構原作に忠実だ。短編集なので、オムニバスにはちょうど良かったのかも。あるストーリーで、日本人の豪邸に盗みに入ったこそ泥が、後でどえらい目に遭うという話があるんだけど。日本人をなめてたらあかんぞ〜、、という意味ではなかなか痛快?な話かも。タニタ氏は、やくざの親分とつながっていたのかな?なんて原作読んだ時は思ったんだけど。日本人って無表情なだけに不気味なんだろうねえ。それにしても、なんか暗い感じのこの番組を、ゴールデンタイムに放送しちゃうドイツのZDFって。なんかすごい。

  • トミマツ&懐かしの修学旅行

噂の刑事 トミーとマツ トミーBOX [DVD]

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CSのTBSでずっと再放送していた“噂の刑事トミーとマツ”。全部で106話、全部見ちゃったよ。最終回まで。いいなあ。やっぱり。何も考えずに、“そんなの、有るわけ無いやろ!”なんて突っ込みを入れつつ、気楽に見れるトミマツって本当にいいわ。今はこういう脳天気な刑事ドラマってできないだろうなあ。なんでもかんでもリアルを追求してる風潮だし。でも、こんなのあるわけないって言いながら、アホらしいと言いながら、気楽に笑えるドラマって最近無いような、、。テレビって娯楽なんだし、こういうドラマもまた有ってほしいな、ってちょっと思う。でも、時代的に無理だろうね、やっぱり。
ところで、そのトミマツの再放送を今回見ていてすごい発見が!80回の放送で、トミマツが九州の霧島連山に行くんだけど、その時泊まってたホテルが、私たちが修学旅行で泊まったホテルと同じ霧島国際ホテルだったの!しかも、なんとなく覚えてるホテルの中の風景が一緒でちょっと感動。私たちがそこのホテルに泊まったのは、1978年の11月。トミマツの放送が1982年だからたぶん4年後にトミマツがそこのホテルに泊まったのね。今、ホテルのHPを見ると、さすがに中はきれいに改装して素敵なホテルになってるみたい。龍馬伝のロケの時にそのホテルに、福山雅治たちご一行様が宿泊したとか。なんだかすごい懐かしいなあ、、。