5日金曜日。お天気は曇りで、気温も涼しい。朝ご飯は、蔵前のインド系食品店で買ってきたカークラ。
すごく薄い薄焼き煎餅って感じ。それと珈琲。
薄くて香ばしくていくらでもいけるやつだわ。危険、、。
金曜日は出勤日だった。一旦夏が小休止な感じ?
涼しい風が吹いていた。
蝉はミンミンゼミが元気よく鳴いてるけど、最近だんだんクマゼミも増えてきてるなあ。
お弁当は、麻婆茄子の残りと、白ゴーヤの残り。それに野菜ジュース。
お友達の北海道旅行のお土産とかいただきつつの、お茶タイムはすごく楽しい。
豚と野菜いため。ズッキーニが美味しい。
鮭の切り落としとキュウリ。鮭の切り落としは、骨もなくて食べやすい。
生ハム。
一緒にスペインのロゼワイン。
口当たりが爽やかで夏にぴったりだな。
6日土曜日の朝。この前失敗したので、再度切りっぱなしパンを焼いてみた。
そうそう、切りっぱなしパンはこんな味だったよね、、とちゃんと焼けたのでホッとした。
6日は、広島の原爆記念日だった。今のようなご時世だと、あらためて平和のありがたさを身にしみて感じるなあ。
亡き父が、認知症になってから。何度も何度も繰り返し、原爆2日後に広島の街をさまよった話をしてくれた。街がなくなってしまっていて本当に驚いたって。そして、従兄弟や親戚を探して街をさまよったけれど、風景がすっかり変わってしまってて、ただただ恐ろしかったそうだ。でも、工場に動員されて働いていた従兄弟は無事だったそうだ。たまたま、原爆の落ちた瞬間に、落ちた方向と反対に向かって逃げたから無事だったって。
どこまで本当で、どこまで認知症の妄想だかわからなかったけれど。それにしても、父にとっては本当に衝撃的な思い出だったんだろうと思う。同じ話を繰り返し、何度も何度も聞かせてくれた。
原爆が落ちて2日後に街をさまよっていた父は、もしかして被爆してたんじゃないの?とちょっと思うけれど。まあ、87歳まで元気に生きたんだから、大丈夫だったんだろうなあ、、。
土曜日は、曇りがちで気温も低めだった。そんなわけでポタリングも暑くなく楽ちんだった。
自転車で北上し、泪橋のもつ屋さんへ。ガツ刺しやレバーを購入。お店に着いたら、私の前にも後にも並んでる人がいた。この頃ちょっと人気なのかな?
かっぱ橋を通り過ぎて、お気に入りのお豆腐屋さんでお豆腐を購入。
その後、自転車を走らせて日本橋高島屋へ。
平山郁夫氏もあった。これも瀬戸内寂聴展の宣伝の一環なのかな。
高島屋では、滋賀の蔵元、藤居本家さんが来ていたので、そこで2本生酒を購入した。旭日辛口純米生原酒と、うすにごり深酒冬mistの2本。嬉しいな。
一旦家に戻ってきて、お昼ご飯。お供えの中華菓子を半分こした。
中華菓子は、義母のお供えに買うくらいで、日頃はめったに買わないけど、意外と美味しいな。
お昼ご飯の後、今度は徒歩で散歩。
牡丹町にも小さい住吉神社がある。住吉さんが近くにいてくれるのは、何かと心強いなあ。
深川不動堂の参道を眺めつつ、まだまだお散歩。
なんだか並んでるお店があるなあ、、って思って見てみたら、カツ丼やカツサンドのお店でした。なるほど。揚げたては美味しいんだろうな。でも最近、豚カツはちょっと無理になってきた。鰺フライは食べられるんだから、豚カツも食べられそうな気がするんだけど、なかなか食指が動かない。若い頃にもうちょっと食べていれば良かったかな。
ぶらぶらお散歩し、最後、八百屋さんや魚屋さんに立ち寄って買い物して帰った。
晩ご飯。久しぶりに寄ってみた門仲のお魚屋さんにコハダの酢じめがあったので、購入。やっぱりコハダは美味しいな。
竹松鶏肉店で買ってきた鶏の唐揚げは、サッとグリルで温めた。やっぱ竹松鶏肉店のから揚げは美味しいなあ。豚カツは無理でも、今のところ鶏の唐揚げは、美味しくいただける。
泪橋のもつ屋さんで買ってきたガツ刺しも美味しい。
それに、焼きそば。目玉焼きのせ。
7日日曜日。朝ご飯は切りっぱなしパンとコーヒー。
いつもの日曜日と同じく、朝一番はスポーツジムへ。ジムは先週末のメンテナンス休館で、新しい機械がたくさん導入されていた。新しい機械は気持ち良く使えてなかなか良いな。ただ、説明をしっかり読み込まないとうまく使えないのは、年寄りだから??サッと理解してパパッと対応できる、、というのは無理なので。のんびり慣れなくちゃ。
お昼ご飯は、これも義母のお供えにしていた鳳梨酥。
これも美味しくいただいた。これで中華菓子は全部食べちゃった。
午後は、いつも通り、部屋の掃除をして、その後、近所のダイエーにエビアンを買いに出かけた。そうしたら、冷凍食品セールをしていたので、買い置き用に少しまとめ買いした。冷蔵庫を新しくして、冷凍庫が広くなったので、ちょっと余裕。まあ、私的にはチルドがもうちょっとスペース欲しいところだけど、両立はなかなか難しいね。冷凍庫を上手に使っていくのが良いかな。
晩ご飯。高島屋で買ってきた長野の生蕎麦を茹でた。
そして、竹松鶏肉店で買ってきた鴨の細切れ肉で作った温かいつけ汁につけて蕎麦をいただいた。鴨南蛮そば。これは本当に美味しい。時々鴨の切り落としを買ってきて作ろう。
それに、泪橋で買ってきた豚レバーを使ってのニラレバ。もつ屋さんのレバーが美味しいので、ニラレバも美味しい。
冷奴にだし。この取り合わせが美味しすぎて、何日かに1度は必ず食卓に上る。
テレビの話。
『転生したら戦時中の喜劇王だった件~ロッパグラム』というのを見た。すごく斬新で面白かった。
満島真之介が、昭和の喜劇役者古川ロッパに転生した、という話で。私はうかつにも知らなかったんだけど、古川ロッパさんって有名な喜劇役者さんでエッセイストでもあったのね。
ドラマでは、古川ロッパになった満島真之介が、Instagramのような感じで、毎日の様子を発信するんだけど。古川ロッパさん、とても文章や表現が上手なグルメエッセイストでもあったのね。
1941年頃にまだ、こんな美味しそうなビーフシチューとか食べていたんだ。1943年にもカツレツとか食べてるし。さすが、男爵家出身の美食家ってちょっと感心しつつドラマを見た。
ドラマがとっても面白かったので、図書館で借りてきて『ロッパ食談』を読んでみた。私の好みにめちゃめちゃあうエッセイですごく面白い!
このエッセイは、雑誌『あまカラ』の連載をまとめたもので、1953年~1957年頃の話みたい。
戦後の話で、すでにいろいろレストランがたくさん復活して、いろいろ美食が楽しめるようになってきてる頃の話でとても興味深い。
やっぱり東京會舘や帝国ホテルの洋食っていうのがひとつ東京を代表するレストランなんだなあ、、とか。煉瓦亭の話や、銀座ケテルの話、渋谷ロゴスキーの話など、いろいろ知ってる名前が出てくるのがとても面白い。読んでいて楽しいし、ロッパさんの文章がとても上手で引き込まれる。それになんだかおなかがすいてきちゃう。笑。
ロッパさんは東京生まれ東京育ちだから、やっぱり卵焼きは甘い卵焼きの方がお好きなようだ。食の好みがやはり、東京と上方では違う、、という話も出てきたりして、それもなかなか興味深い。戦後まもなくのいろんな食文化を知るのに、すごく楽しいエッセイだ。