- 作者: 四方田犬彦
- 出版社/メーカー: 工作舎
- 発売日: 2007/01/20
- メディア: 単行本
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吉本隆明の育った家の近所とか、四方田犬彦の住んでいた家のあたりとか。大岡昇平の小説『少年』に出てくる、おばさんの家、のあたりとか。
まあ、どこがはっきりそうだとはわからなかったけど、だいたいこんなあたりかなあ、なんて見ながら自転車を走らせた。
その後、西仲商店街を抜けて、かちどき橋の方へ。
西仲商店街も、本当にもんじゃ屋さんばっかりになっちゃったなあ。
かちどき橋を渡ると、すぐに築地市場、そして、その先が銀座。
月島物語にもあったけれど、月島のあたりって、あんまり空襲で焼けなかったらしい。
だから古い家屋が残っているのよね。
根津や千駄木のあたりが焼け残ったのは、東京大学のおかげ?という話だけど、月島があまり空襲に遭わなかったのは、対岸の聖路加病院のおかげらしい。
まあ、アメリカ軍の方は、それだけ余裕があったって事ですか。