金曜日、旦那と私、共通のお友達であるOさんからかねてよりお誘いを受けていた、茗荷谷の美味しいお店へ。３人での飲み会を敢行。
Oさんは、そのお店のすっかり常連さんらしく、おやじさんやバイトの男の子とも仲良し。週に2回は来てるって、本当に常連なんだ〜。
なんでも、店のご主人が、日曜の定休日にいつも山へこもって、魚を釣ってきたり山菜を採ってきて、それを店の食材にしているらしい。だから、その週によっていろいろ季節の旬の物を出してくれるとか。
お料理は、Oさんが先にコース料理を注文してくれていた。
まずはプリンのような冷や奴。とろとろの柔らかいお豆腐の上に、すごく美味しいダシ醤油のようなものがかかっていて、削り節との相性も抜群。これは、否応にもお料理への期待が高まる！
そして、山菜のゴマ和え。これってなんの野菜だっけ？歯ごたえがしっかりしていて、ゴマの風味がとてもよくきいている。
そして、骨酒！これは焼いた岩魚をいれたとっくりに、日本酒を注いでいて、それを飲む。ひれ酒みたいな感じ？
一口飲んでみて感動。魚のダシと香ばしさがお酒に乗り移ってなんとも絶妙な美味しさ。
これはいける〜、とくいくい飲んでしまった。
そして、次がとっておきの岩魚。
この岩魚がもうびっくりするくらい美味しい。ただ、塩焼きにしてあるのに、なんでこんなに美味しいんだろう。
そもそも川魚って、身が少ない、小さい、ちょっとなまぐさい、などのイメージがあったんだけど、これは本当に新鮮で、身もぷりぷりふくふくしていて、すごくいいお味。
さすが、大将が川で釣ってきただけのことはある〜。でも、こんな大物、良く釣れたなあ。さすがだわ。
そして、甘エビのお刺身。これもすごい迫力の一品。
その後に、ソフトシェルクラブのフライ。
丸ごと食べれて、身も柔らかい。
そして、舞茸と岩茸の天ぷらとかき揚げ。きのこも大将が山で採ってきたものらしい。
味も、いつも家で食べてるきのこ類よりずっと味が濃くて美味しい！からっと揚がった天ぷらは、本当、最高に美味しい。
その後、アンキモに、松茸の土瓶蒸しも出てきた。
松茸は、国産の松茸ですごくいい香り。香りを閉じこめた土瓶蒸しって、やっぱり松茸を一番美味しく食べられる方法なんじゃないかな。
ここまでで、もう相当おなかもいっぱいだし、いい気分。
最初の骨酒に始まって、濁り酒だの酔鯨だのを飲んで、酔っぱらい度も高まってきた。
いろいろおしゃべりも楽しいし、お店の人も親切かつフレンドリーでいい感じだあ。
そして、最後にメインディッシュの鹿肉。
鹿といえば、ドイツで何度も食べたけど、やっぱり和風の味付けのソースが美味しいなあ。
お肉の焼き加減も、ミディアムでちょっと赤身が残っていて柔らかい。
それに、お醤油味のちょっと甘辛い感じのたれが絶妙。
それにあわせて、新酒の、ちょっとフェーダーヴァイサーっぽいさわやかな赤ワインをつけてくれた。
すごい絶妙なコンビネーション。
おなかもいっぱいいっぱいになって、大満足！！
美味しいごちそうと美味しいお酒を飲みながら、あーでもないこーでもない、といろんなおしゃべりができて、すごく楽しかったし。かなり酔っぱらっちゃいましたが。
いやあ、、本当に美味しい夜でした。Oさん、ありがとうございました。ごちそう様でした。
今度は私たちが、お気に入りのお店に招待しますね。
