ルイス警部


モース主任警部シリーズを見たり読んだりされた方なら、ルイスという名前に聞き覚えがあるのでは?

ウッドストック行最終バス (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ウッドストック行最終バス (ハヤカワ・ミステリ文庫)

私の大好きだった、コリン・デクスターのモースシリーズ。小説も大好きだったし、ドラマ化されたモースシリーズも大好きだった。酒と女に弱いんだけど、教養があって、ちょっと理屈っぽいモース。途中間違った方向に推理しかけることもたびたびあるんだけど、最後はすっきり謎を解いてくれるこのシリーズが大好きだった。
悔恨の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

悔恨の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

モースが最期を迎えたこの作品は、何度か読み返したけど、何回読んでも大泣きしちゃう。そのくらい大好きだったモースにもう会えないなあ、、なんて思っていたら、なんと、モースの部下で良い相棒だったルイスを主役に据えたミステリードラマが作られた、と聞き、どうしても見たくてアメリカから個人輸入した。
英語音声、英語字幕なので、謎解き推理物は結構しんどいなあ、、と思いつつ見たんだけど、やっぱりなかなか面白かった。モースがいなくて、ルイスが主役なんて地味すぎる??と思ったけど。確かに地味だったんだけど、新しい相棒の、ルイスの部下がなかなかいいキャラだ。ケンブリッジ出身で、いろいろ物知りなんだけど、ちょっと抜けてるところもある相棒が加わって、良い雰囲気になってる。ただ、やっぱり地味は否めないから、どうだろう?長いシリーズものになれるかどうかは、まだ未知数な感じ。でも私としてはすごく面白かった。