秋季限定栗きんとん事件

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

『秋季限定栗きんとん事件』は読了。相変わらず面白かった。春季限定と夏季限定を読まずに、この作品から読み出した人にはいろいろちょっとわかりにくいかも?と思ったけど、そこらへんはいいのかな。読みたかったら春から順番に読んでって事かも。私は春夏と読んだので、この世界にすんなりはいっていけた。
今回は、主人公の小鳩君&小山内さん以外に、新聞部の瓜野君が一人称で書かれてる部分もあり、“あ、今までと手法変えてるな?”と思った。いろいろ作者も工夫してるんだろうなあ。事件そのものは、犯人?と思った人が予想通りだったんだけど、犯人あてよりも、犯人にたどり着くために彼らのとった行動や、犯人に近づいていく手法、裏付け、そういった最後の謎解き説明のところがすごく面白かった。それにしても、やっぱり小山内さんは恐い人だ、、。
イスタンブールの毒蛇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

イスタンブールの毒蛇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

次はこれでも読もうかな。