- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: DVD
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双子の弟・喜一が、突然海外旅行へ行ってしまった。残された俺(基一)は、弟とは正反対の学力・性格。そんな俺が、弟の代わりに大学に出席しなければならなくなった。「代返だけしていればいいんだろ!」と気軽に引き受けた。ところがある日、担当教授から、不登校の女子学生・穂瑞沙羅華(ホミズ サラカ)をゼミに参加させるようにとの無理難題の指令が下った。天才さゆえに大学側も持て余し気味という穂瑞。なんでそんな役を俺が・・・。弟のためと割り切り、チョッピリ彼女に興味もあったので、彼女の自宅まで行ってみることにした。会って話しているうちに、彼女の不思議なパワーに引き込まれていき、思わず、究極の疑問「宇宙をつくることはできるのか?」を彼女にぶつけてしまう。俺の役割は果たせたのか・・・?翌日、なんと彼女はゼミに現れた!究極の疑問は大成功だった。しかし面倒な事に、俺は穂瑞と同じチームで、宇宙がつくれることを立証しなければならないことになるのだが・・・。
物理学のゼミで、素粒子とか、宇宙の成り立ち、ビッグバン、物質と反物質、超ひも理論とか、いろんな言葉が出てきて、???と思いつつも、すごく面白かった。素人の主人公にわかるように、図解つきで解説があるので、観客にもなんとなく理解できるという感じ。主人公の二人、市原隼人と谷村美月がすごくいい。熱演だし、とってもうまいし。素直にその世界に入っていくことができて、後半部分はハラハラドキドキした。脇役にも結構いい役者さんが出ていて、映画全体もすごくしっかりした作りになっていた。女性教授役が、石田ゆり子で、相変わらず美しいんだけど、市原隼人が「物理のおばさん」と連呼しているのが、なんだか気になった。石田ゆり子がおばさんって、、。しょうがないけど、、。
すごく面白い青春映画なので、機会があったらTSUTAYAで探してみてください。おすすめ。