- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2009/07/24
- メディア: DVD
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2007年のノルウェー映画。ストーリーはこんな感じ。
67歳のオッド・ホルテン(ボード・オーヴェ)は、首都・オスロと第2の都市・ベルゲンを結ぶ“ベルゲン急行”の運転士。勤続40年、実直に日々仕事をこなしてきた彼も、とうとう明日、定年退職の日を迎える。仲間に功績を称えられ、恥ずかしながらも祝いの席へと招かれるホルテンだったが、翌日の最後の運転の日、彼は大失敗をすることに。人生初の遅刻をし、運転するはずの列車に乗り遅れてしまった彼は、、。
ノルウェーの雪景色がすごく美しい。でも、ものすご〜く寒そう。行ってみたいけど、ここで暮らすのは大変そうかな?なんて思ったり。すごい大事件が起こってストーリーが急展開、てなことはなく、淡々と話は進んでいく。結構地味な作りなんだけど、ところどころちょっとした笑いがちりばめられていて。最後のシーンが、とっても良かった。
途中、ホルテンさんが出会った元外交官のおじさんのセリフがなんとなく心にしみる。「人生ってのは、だいたいにおいて手遅れなんだよ。でも逆に言えば、いつからだって間に合うってことさ。」と。67歳のホルテンさん、最後の最後に、一歩踏み出してみたのかな〜と思える、実に心地良いラストだった。
それにしても、ノルウェーの人って、かなりの割合でみんなスキーのジャンプをやるのかしら?そりゃ、それだけみんなやってたら強いはずだわ、、なんてちょっと思ったりした。あと、DVDのカバーにあるわんちゃん。超マイペースののんびりわんこが、なんか笑えた。
地味でちょっと心が温まる、そんな映画が好きな人にはおすすめかも。