ブロークンイングリッシュ

ブロークン・イングリッシュ [DVD]

お正月前、近所のTSUTAYAで借りてきた“ブロークンイングリッシュ”。なかなか面白い映画だった。ストーリーはこんな感じ。

30代独身、NYでホテルのVIP担当として働いているノラ。親友のオードリーは自分が紹介したマークと結婚、母親からは「あなたの年頃でイイ男は残ってない」と心配されている。あるがままの自分を愛してくれる人と出会いたい。でももう、誰からも愛されないかもしれない…。揺れ動く希望と不安を抱えながら、ノラは新しい出会いを求めるが、ことごとく失敗。そんな時、同僚が主催したホームパーティーで、フランス人男性ジュリアンと出会い…!？

主人公のお母さん役の人、見たことあるけど誰だったっけ、、と調べてみたら、なんとジーナ・ローランズだった。ジーナ・ローランズと言えば、私が大好きな映画、“グロリア”でめちゃめちゃかっこいいヒロイン役だった大女優。彼女の娘がこのブロークンイングリッシュの監督さんらしい。
映画のストーリーは、もしかして好みが分かれるかな？とも思うけれど、私は、最後のスッキリした終わりかたがとても好みだった。いろいろ細かいツボもあって楽しかったし。それにしても、ヒロインが出会うフランス人男性、ずっと煙草を吸い続けていたなあ。今、日本映画だとあそこまで煙草をずっと吸う登場人物って出てこない気がする。時代は禁煙に向かってるからそういう感じなんだろうけど、無理矢理画面から煙草を排除するのもどうかな、、と思うので。ヒロインも、煙草を吸ったり安定剤に頼ったり、そういう精神的に不安定なところをうまく描いていた気がする。

グロリア [DVD]

それにしても、ジーナ・ローランズは独特の存在感があるなあ。年取ったけど。あのグロリアって、もう30年前の映画なのね。ジーナ・ローランズ演ずるギャングの情婦役、かっこよかったなあ。数ある映画の中でも、すごく好きな映画。久しぶりに見てみたくなった。