いちびりやいけずのいる世界


mixiの中にある、“関西人”というコミュをたまにのぞいたりしている。時々面白いトピックが話されてる事があるので。
最近「へえ〜」と思ったのは、関西弁についての書き込み。「この関西弁が友達に通じひんかった。」という話題は、なかなか興味深かった。今の関西弁事情を垣間見ることができて。
そこを読んで思ったのが、“いけず”とか“いちびり”とか“ちょける”など関西弁のいろはの“い”とも言える言葉を知らない若い関西人がおるんやなあ、、ということ。ある年代から下の若い子はべたな関西弁は使わないのかもしれへんねえ。言葉って生き物だから、しょうがないなあ、、と思うけど、せっかくの関西弁。やっぱり大事にしてほしいなあ、とも思う。
我が家では、旦那も私も大阪出身なので、家では関西弁で話してるけれど、さすがに東京暮らしが長くなって、関西弁濃度は薄まってきてるかも。一歩外に出たら、東京の言葉でしゃべってるし。言葉を切り替えることで、なんとなく仕事モードと家モードにきっちり分けられるってところが、言葉のいいところかも、、と思ったりしてる。
両親に田舎の血が混じってる私と違って、旦那は両親ともずっと大阪の家柄だから、私の使わない関西弁も自然に出てきて、そういう言葉を聞くと、ちょっといいなあ、、と思ったりする。“もむない”とか“にぬき”とか。
実家に帰るのはなんだかちょっと面倒くさい時もあるんだけれど(←親不孝者)、それでも新大阪駅で降りたら周りがみんな関西弁をしゃべっていて、それだけですごくほっとしたりする私だ。