こんなもの食べた


金曜の夜。ハンバーグ、きのこ添え。実は前の日のグーラッシュの残りを使い回してソースにした。グーラッシュはちょっと残ってもそういう使い方もできるし、便利。

土曜日。いつもの魚屋さんで買ってきた鯛のお刺身。やっぱり新鮮で美味しいなあ。

そして、鱈ちり。はまぐりもちょっと入れてみた。この時期、鱈はふくふくして美味しいなあ。

で、今日の一品。久しぶりにめちゃめちゃ力入れて作ったなあ、、と思う一品。Soup de Poisson.魚のスープ。見た目はただのスープだし。メインにはちょっと寂しいんだけど、、でも実はとっても手間のかかったゼイタクな一品なのだ。昨日の鍋の材料を買ったら、魚屋さんがいっぱい鱈のアラをおまけしてくれたのだ。じゃあ、せっかくこんな美味しそうなアラがあるし、たまには魚のスープでもしてみるか、、と。まず、オリーブオイルで、セロリやタマネギ、長ネギ、ニンニクを炒めて、水洗いしたアラを入れて炒め、そこにトマトの水煮缶と、昨日の鍋だしもいれて、ぐつぐつ煮た。サフランブーケガルニ、パプリカなどを入れてしばらく煮こむ。そして、その後、ざるで濾す。この濾す作業がねえ、、結構大変。アラの骨の大きいのとかは除いて、それ以外は、なるべくエキスがちゃんとしっかり出るように、木べらでぐいぐい押して、エキスをしぼる感じで濾していく。案外力仕事。で、頑張って濾してもやっぱりざるに残るものがあるのを見て、なんだかもったいない??とかちょっと思う。
でもそうやって作った魚のスープは、絶品に美味しかった。遠い昔、カンヌに行った時、カンヌの旧市街の漁港近くのレストランで、何気なく食べたSoup de Poissonがめちゃめちゃ美味しかったのを今でも思い出す。初めて食べたその味に、めちゃめちゃ感動した。あの絶品スープには負けてるかも?と思うけど、でも、しっかり野菜と魚のエキスをしぼったスープはとっても美味しい一品だった。でも、、たまにしか無理だなあ。