風下の村

この前の日曜の夜、テレビをつけたらたまたまやっていた『ザ!鉄腕!DASH!!』の前半部分を見た。DASH村って福島県の避難地域らしいという噂は聞いていたけど、やはり浪江町にあったんだなあ。城島君が、避難した村民の人たちのところを訪ねて、話をしていたんだけれど、今回の被災の大変さをしみじみ感じた。地震津波、その上に原発風評被害。まるで幽霊と戦わなくちゃいけないみたいだ、、という村民の方の話を聞いて、本当に気が重くなった。地震津波だけでも大変なのに。原発事故というおまけは本当に余計だったよなあ、、。
被災した方たちが、一日も早く自分の生活を取り戻したい。自分の家に戻りたい、という気持ち、無理もないことだと思う。この頃時々読んでる田口ランディさんのブログにあった記事を思い出した。
「風下の村」で考えたこと : 田口ランディ Official Blog

風しもの村 チェルノブイリ・スケッチ―貝原浩画文集

風しもの村 チェルノブイリ・スケッチ―貝原浩画文集

田口ランディさんが、チェルノブイリ原発事故後、未だに本当は立ち入り禁止区域になっている村を訪ねるリポートはとても興味深かった。立ち入り禁止区域で地図からも消えてしまってる村なんだけど、勝手に戻ってきてひっそり暮らしている人たちもいるんだよねえ。人の思いは様々だ。