ワインが開かない〜!解決編

前回の日記に書いたワイン。土曜日に、開けようと思って途中で断念しちゃった、人工コルクがとんでもなく堅いワイン。さてどうしようかと思案した後、購入店に持って行く事にした。きっとプロなら開けてくれるだろう、、と思って。
我が家はこの頃たいていのワインを三越から購入してる。三越だから高いワインばっかり売ってる、というわけではない。ちょくちょくワインフェアなんかをやっていて、3本で3150円、なんかのお手頃デイリーワインもよく売ってたりする。そして、今回開栓にめっちゃ苦労したのも、そんなデイリーワイン。ブルゴーニュボルドーのワインだと、たいがい天然コルクで、そんなに苦労もなく開けられるんだけど、長期間保存しないようなデイリーのワインには、人工コルクのものが増えているようで。
日曜日の昼過ぎ、三越のワイン売り場へ、悪戦苦闘の後がはっきりわかるくだんのワインを持ち込んだ。「すいませんけど、これ開けてもらえないでしょうか。昨日の夜、どうしても開かなくって、ワインオープナーはこんな風に折れちゃったんですよ。」と、折れたワインオープナーまで持って行って見せた。そうしたら、奥から、ワインアドバイザー兼リカー売り場のマネージャーの男性が出てきてくれた。そして、見事にワインを開けてくれた。
人工コルクのような堅いワインの開け方のこつは、なるべくスクリューをコルクの一番下まで差し込んで、空気を通すことだそう。穴が開いて空気が通ると開けやすくなるみたい。我が家の、一番のお気に入りのワインオープナーは、スクリューを少しずつ差し込めば、自然にコルクが上がってくるタイプなので、それは人工コルクの堅いものには向かないみたいだ。まず先に一番下までスクリューを差し込む、という方法が適しているなら、やはりソムリエナイフみたいなワインオープナーがいいのか、、と思っていたら、なんとマネージャーさんが、「どうぞこれをお使いください。」と、ソムリエナイフを一本プレゼントしてくれた。ラッキー。そして、試飲用に開けるワインを使って、ソムリエナイフを使用してのワインの開け方を、デモンストレーションしつつ、丁寧にコーチしてくれた。さすが三越!やっぱり一流店は違うわ、、。これからもずっとワインは三越で買いましょう!と思わせてくれるとても親切な対応だった。

開栓したワインは、こぼれないようにしっかりと、開栓したばかりの別のワインのコルクを差し込んでくれた。ちゃんときっちり差し込んでくれていたので、その後、買い物等でうろうろ歩き回って、持ち帰ったけれど全然こぼれていなかった。そこもやっぱりプロだわ、、。

そして、これがいただいたソムリエナイフ。フランスのロワール地方のワインカーブのノベルティグッズみたい。使いやすそうなソムリエナイフをいただけたので、すごくラッキーだった。これを大事に使わせていただこう。例の人工コルク、さすがにここまで堅いのはちょっと困りものですよね、、とマネージャーさんも言っていた。同じ製品で、他の方からも同じように開けられないとのクレームがあったらしく。メーカーに注意しておきます、と言ってたけど、どうだかなあ。確かに、人工コルクはコルクによるワインの変質もなくていいのだけれど、開けられないんじゃどうしようもないもんね。