あまちゃん最終回&あまロス

土曜日はとうとう最終回だったあまちゃん。予想以上に素敵な最終回だった。「明日も明後日も、来年もある。今はここまでだけど、来年はここから先にも行けるんだ。」っていうアキちゃんの言葉。じ〜んときた。アキとユイ、二人が駆けていくトンネルの向こうに希望の光が見えるラストは秀逸だった。そう、今はまだトンネルの中かもしれない。まだ復興は完全には果たされていない。でも、来年、再来年、時間をかければ必ず先に希望の光はあるんだよ、、っていうラストだったと思う。希望の光にむかって走る二人の姿はキラキラしていて、とても美しかった。
途中、お座敷列車から見える風景も良かった。あの2011年の3月に流れる予定だった九州新幹線のCM。東日本では結局ほとんど見られなかった幻のCMになっちゃったけど、あの九州新幹線のCMを思わせる風景も素晴らしかった。
あまちゃん。まだ2年しかたっていないあの大震災と、その被災地について、しっかりドラマの中で描き、最後に希望を与えてくれたドラマ。本当に素晴らしいドラマだったと思う。脚本のクドカンも、プロデューサーも、演出も素晴らしかった。それにこたえた役者さんたちの演技もみんな素晴らしかった。
ああ、良いドラマだったなあ、、と心の中でつぶやく私はすっかりあまロス症候群。土曜日は、とりあえずあまちゃん完結を祝ってまめぶを作らなくちゃ!ってことで、東銀座の岩手アンテナショップに出かけた。岩手ショップにはリアルかつ枝さん風、なまってるおばちゃんがあまちゃんグッズを売っていた。まめぶは、“あ、ない!!売り切れ??”と一瞬愕然としたけど、奥から在庫の箱を引っ張り出してきて並べてくれた。並べた瞬間飛ぶように売れてたけど、どうにか2袋ゲットしてほっとした。なんかやっぱり、まめぶって食べたくなるんだよね〜。私以外にも食べたくなる人がいっぱいいるんだ、、と思いつつ。

無事ゲットしたまめぶを手に、岩手ショップを出た。旦那に、「まめぶそっちのかばんにいれてくれる?」なんて話してたら、それを聞きつけた、取材のお姉さんに話しかけられた。「あの、すいません。新聞の取材で来てるんですけど、あまちゃんファンの方ですか?」って。一瞬、“そんな事言ってて、実は押し売りの人ちゃう?”などと警戒したけど、本当にあまちゃんについての10の質問に答えるだけだった。住所も名前も言わなくてよかったし、、ただ、年齢だけは最後に聞かれたけどね。10の質問は、全部は覚えてないけど、確か「あまちゃんを見るようになって早起きになった。」「驚くとついじぇじぇ!と言ってしまう。」「能年玲奈さんの今後が心配だ。」「あまちゃんを見るようになって、職場や家庭での話題が増えた。」「夏ばっばや春子さん、などついつい役者さんの名前を役名で呼んでしまう。」などなど。これにYesかNoで答えるってやつだった。「10個の質問中7個がYesですか。だいぶんはまってますね〜。」なんて取材の人にクスッと笑われた。確かに、はまってました、私。それにしても、最終回の日、岩手ショップの前ではってるっていうのはなかなか考えたね。たぶん私のように、あまちゃんの最終回が寂しくて岩手ショップに来た人は他にもいたはず。

岩手ショップで無事ゲットしたまめぶのうちの一袋を使って、たっぷりまめぶ汁を作った。二日間食べながら、あまちゃんをしのんだ。そして、まだ毎晩寝る前にあまちゃんの録画を見てる。あ〜あ。私のあまロスはちょっと重傷かも。本来、食べ物ドラマの“ごちそうさん”は好きなジャンルだと思うんだけど。なんかまだ見る気がしないのよねえ、、。

あまちゃん 歌のアルバム

あまちゃん 歌のアルバム

そんなわけで、このCD聞きまくってます。土曜日にTSUTAYAに借りに行ったらあまちゃん関係のCDはすべて借りられていて、泣きながら帰ってきたんだけど、火曜日の夕方、旦那がのぞきにいったら一枚だけ有ったと言って借りてきてくれた。ありがとう、、。ってことでまだまだあまちゃん世界にひたりまくってるあまロスhimekaguraです。