花子とアン、そして忠兵衛さんが

アンのゆりかご―村岡花子の生涯 (新潮文庫)

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朝ドラの『花子とアン』が始まった。ごちそうさんの時同様、朝の出勤準備をしながらその合間にチラ見してる感じ。今はまだ子供時代で、子役がなかなか上手に演じてるみたいだ。どことなく“おしん”を感じさせる部分もあり、なんだか“進撃の巨人”?!って思うところもあったりしたんだけど。でも一番思うのは、花子とアンがなんだかかぶる。どことなくアンを思わせるシーンがいろいろ出てきて。というか、私はそこまでアンに詳しくなくて、昔読んだもののだいぶん忘れちゃってるんだけど、そんな私でも、想像好きなアンの姿と花子がダブって見える。奉公先が求めていたのは実は男の子だったって知ってがっかりするところなんかも。花子と呼んでくりょうっていうのも、eのついたanneと呼んでくださらない?ですよね。
原作は『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』だけれど、原作の中ではどうなってるんだろう?本当に村岡花子さんの子供時代は赤毛のアンと同じような子供だったのかな?その部分は脚本オリジナルなのかな。
なんていろいろ思いを巡らせてしまう、、というところは、すっかり脚本家の術中にはまってるのかも?つまんなかったらウェザーニュースを見る時間にしようと思ってたけど。今のところまだ朝ドラを見る時間になりそうだ。
あまちゃん 完全版 Blu-rayBOX1

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そんな事思っていたら、金曜の夜には衝撃的なニュースを知った。忠兵衛さんこと、蟹江敬三さんが亡くなったと。全然予感も無かったので、本当にショック。いろんな役をこなすすごい素敵な俳優さんだったのになあ。思わず、ハードディスクに入ってるあまちゃんを見返してしまった。心にぽっかり穴があいてしまったようで寂しい。