末富の和菓子


最近、ドラマのあんどーなつを見たりしたせいもあり、なんだかまともな生菓子を食べたいなあ、、とすごく生菓子熱が盛り上がっていた。
高島屋にはいっている、京都では茶菓子などで有名な末富さんが、毎週金曜日に注文の生菓子を作っていると知って、これは一度頼んでみなくちゃ、、と思っていた。

こういう手作り感いっぱいのちらしを店頭で見つけ、注文してみることにした。
で、金曜日、近づく台風にびくびくしつつ、高島屋へ寄って引き取ってきた。

わくわくしながら、ふたをあけると、この美しい生菓子が。
二つあるのが、道明寺粉と小豆で作ってある萩の花。もちもちして、あっさりした甘さが美味しい。そして、もう一つが、野分という名のお菓子。緑と黄色で秋の野と風を表現しているらしい。しっかりとした甘さで、味もとても繊細な美しさ。
どちらも秋を表現している、とても美しく、美味しい和菓子で、感動。やっぱり生菓子はいいなあ。
末富の3代目主人は、最近よくメディアにも出ているらしく、この前はNHKのプロフェッショナルにも出ていた。美しい、季節感のあるお菓子を作るために幅広い勉強を欠かさない主人の姿はさすが、京都の老舗の和菓子屋さんの誇りを感じた。で、その看板に恥じない和菓子だなあ、、とかなり感動。これは来月も一回くらい買おうかな、と思ってしまった。