月島草市&佃の盆踊り

もう20年近く前、大阪から東京に引っ越してきたばかりの頃、東京のお盆は7月13日〜15日と知ってすごくびっくりした。しかも、関東全体というわけではなく、東京都だけというのもかなりびっくり。(神奈川の一部も?)
7月にお盆菓子とか売ってても、なんだかなあ、、と違和感を感じたりしたけど、今はその光景にもすっかり慣れてきた。東京でも、うちのような地方出身者にとってのお盆はもちろん8月だし、全員が全員7月のお盆を守ってるわけではないんだろうけど、今住んでる場所の近所では、この時期、お盆の送り火などを見かけて、「やっぱり今がお盆なんだなあ、、」とあらためて思ったりする。
ちょうどその、東京のお盆の時期に毎年行われているのが、月島の草市と、佃の盆踊り。

月島の草市は、もともとお盆用品とかホオズキなんかを売る露店が並んだのが始まりだったらしいけど、今は食べ物系の露店ばかりが軒を連ねてる。でもまあ、毎年、すごい賑わいで、これに来ると夏を感じる夏祭り。なかなか楽しい催し。

近所の子供たちもきっと毎年楽しみにしてるんだろうなあ。

そして、これが佃の盆踊り。東京都の無形文化財に指定されてるらしい。普通の盆踊りと違って、昔からずっと続いてる同じ唄にあわせてずっと間断なく踊り続ける、昔ながらの盆踊り。かつての日本の盆踊りってこういう感じだったんだろうなあ、、と見ていてしみじみ思う。佃ってお祭りといい、この盆踊りといい、古くからの伝承をしっかり守っている土地柄なんだなあ。守っていく人たちはきっと大変なんだろうと思いつつ、でもずっと守り続けてほしいなあ、、とも思う。