宵山万華鏡

宵山万華鏡

宵山万華鏡

通勤電車の中で、いろんな事をやってるので、まだ読み終わってないんだけど、この『宵山万華鏡』は本当に面白い。電車の中で読んでるとつい吹き出しそうになってかなり危険。家で読んでると声を出して笑えるんだけどね。
森見登美彦の描く世界って、不思議な世界なんだけど、「京都やったらそんなこともあるかもしれない」となんとなく思ってしまう。そこのさじ加減がとっても上手やな、、と思う。
今日読んでいた部分の、登場人物の台詞もなかなか味わい深かった。
「入ったらあかん神社に入らはったって聞きましたけど?」
「そのうえ金太郎飴を踏み潰さはったん?しょうのない人やねえ。」
相手を糾弾する時でも○○しはった、、と言うあたり、京都らしい台詞やなあ、としみじみ。やっぱりモリミーは面白い。
夕刊の小説も、毎日夜の楽しみだったりする。