東京マグニチュード8.0

2年前、2009年の7月にフジテレビの夜中の枠で放映されていたアニメ、“東京マグニチュード8.0”。途中まで見ていて、結局最後の方は見てなかったんだけど、この前の地震でこのアニメのことを思い出した。ネットの動画で久しぶりに一部見たんだけど、、今見るとかなり生々しい。ちょうど、3月にBSフジで再放送していたけれど、放映は中止になったらしい。確かに、今見るにはあまりに生々しすぎるかも、、。実際の地震は、日本全体の被害で言えば、このアニメ以上に恐ろしい事になったんだけどね。
ストーリーはこんな感じ。

2012年7月21日土曜日。夏休み初日、中学1年生の小野沢未来は、弟の悠貴のお守りとして、一緒に東京のお台場へロボット展を見に来ていた。最近何かとイライラしていた未来は、「こんな世界、こわれちゃえばいいのに。」とインターネットに書き込む。
その時、マグニチュード8.0の海溝型大地震が発生し、地面が揺れた。レインボーブリッジの崩壊、東京タワーが倒壊するなど、東京が大きな被害を受けている中、未来と悠貴はお台場で出会ったバイク便ライダー日下部真理の力を借りて、世田谷の自宅へ帰ろうとする。

実際の地震直後の街の様子なんかは、このアニメの描写にかなり近かったかも、、と思った。みんなとにかく建物の外に避難して、しばらく呆然としてたり。その場に座り込んでたり。携帯電話は全然つながらず、みんなワンセグの情報をのぞきこんで、驚きのあまり声もでなかったり、、。アニメに出てきたのと、そんなに変わらない東京の街だったなあ、、。このアニメでも、お台場で地震にあった姉弟が、世田谷の自宅へなんとか歩いて帰ろうとする。あの3月11日の東京でも、夜明けまで人がたくさん家へ向かって歩いていたみたいだし、、。
動画で東京マグニチュード8.0を見て、地震当日の事をいろいろとまた思い出してしまった。誘発された地震が、また起きないといいけれど、、。なんだかまだしばらく恐いね。
いまだに、自宅のリビングのテーブルの下には、常にラジオつき懐中電灯とマスクを常備してるし。今でも、夜寝るときの枕元にも、懐中電灯と室内履きは用意して寝ている。こういう用心っていつまでしなくちゃいけないのかなあ、、。防災研のレポートを読んで、実はますます恐怖感がつのってるんだけど。でもまあ、本当はなるようにしかならないとも思ってるんだけどね。