震災から三ヶ月

今日、6月11日でちょうど震災から3ヶ月を迎える。テレビでもいろんな特集が組まれるみたいだ。
NHKスペシャル
NHKスペシャルが、7時半から10時過ぎまで、第一部第二部に分けて震災特集をやっていた。。ここのところ、震災関係のNHKの番組は見応えのあるものが多い。やっぱりこういう時はNHKなのかな、、と思ったりする。東北と北関東にそれだけ日本の技術立国を支える大事な工場が集中していたとは。そして、そこが本当に甚大な被害を受けてしまい、今も立ち直れずに苦しんでいるとは。どうにか元通りに復興できるんだろうか。
http://www.nhk.or.jp/program/21ninnowa/
これは今日の番組じゃなかったんだけれど、この前見てすごく胸にじ〜んとこたえた番組。福島県相馬市・磯部小学校6年生のクラスの生徒達と担任の先生の様子を追ったドキュメンタリー番組。この1年間、このクラスをずっと追いかけていき、何度かに渡って放送してくれるらしい。21人の輪、とは、去年このクラスのクラスメート21人で輪になって撮った写真。それをもとに21人の輪というタイトルをつけたみたい。でも、4月、このクラスの人数は14人になっていた。津波で亡くなった子が1人。そして、他の子たちは他の街へ避難していったらしい。
担任の先生の言葉がすごく胸に響いた。「新しい学級通信の名前は、太陽にしました。11日、子どもたちと一日学校で夜を明かして、いったいこの先どうなってしまうんだろう、、と不安で不安でたまらなかった。でも、そんな時、子どもたちと一緒に朝日が昇るのを見たんです。こんな時でもやっぱり日が昇るんだ、、って思って。その太陽を見たら、少しだけ希望がわいてきて。」と。そんな極限状態でも、なんとか希望を見いだして、前向きに歩いて行こうとする先生の姿にすごく勇気をもらえる気がした。
この番組のナレーションは、嵐の相葉君。相葉君の声って、優しくて良い声だよね。その優しいナレーションも、なんだかこの番組にあっている気がした。次回の放送は7月になるらしい。また見ようと思う。
雑誌もいろんな特集を組んでいるね。

SWITCH Vol.29 No.5(2011年5月号) 特集:東日本大震災

SWITCH Vol.29 No.5(2011年5月号) 特集:東日本大震災

SWITCHの特集は、3月11日〜13日。いろんな人たちが何をしていたかの特集。すごくたくさんの人の、その3日間の様子が書かれていて、すごく興味深く読んだ。

3月11日、14時46分を境に、「世界」は大きく変わった。人々は日常という言葉を噛み締めた。生きるということ。生きて、日々の暮らしを営むことは、なんという奇跡の上に成り立っているのか。私たちはとうに忘れていた。これほど切実に、身に刻むような思いで、生きるという意味を知ったことはそれまでなかった。
けっして3月11日以前の世界に戻ることはない。もはや同じ思いで世界を見ることはできないし、生きていくことはない。

特集の冒頭に書いてあった言葉。確かに、私にとってはあの3月11日以前と以降では世界が違って見える。11日以前の世界には戻れないなあ、、という気持ちだ。

今も変わらず、水や食料の備蓄はチェックしてる。この前、置物としてずっと置いていただけだったWallace&Gromitの置物、確かラジオ機能がついていたんだっけ?と、ラジオとしてつけてみた。そうしたら、確かにラジオの音声を受信した。しかもよく聞こえる。これはなかなかいいかも。非常時にちゃんと使えそう。