コミュニケーション力は念力??

旦那が言うには、私のドイツ語力は幼児なみ。ま、確かにその通り。「でも、お金がかかると、なんか無理矢理通じさせるんだよなあ、、。テレパシー力?念力?」なんて失礼な事を言って感心してるんだかあきれてるんだか。

旦那がそういうのはあるエピソードが原因。ドイツに到着した翌日。朝一の図書館へ最初に行った時。図書館ではコートや荷物をロッカーに預けるんだけど、コインロッカーになっていて、1ユーロ入れて鍵をしめ、最終的に鍵を開けると1ユーロが戻ってくる形式。そこで、私がたまたま選んだコインロッカー。ついてないことに、1ユーロ入れたらどうもお金がつまっちゃって、鍵はかからないし、お金も戻ってこない。「1ユーロが戻ってこない!!!」と大騒ぎした私、そのまま警備室へ直行して、警備員のおじさんに訴えた。「私ロッカーにお金1ユーロ入れた。でも、お金戻ってこない!ロッカーこわれてる!!」って。単語を並べて片言のドイツ語で訴えた。もう、朝からしょうがねえなあ、、わけわかんない外人が何言ってんだよ〜、、といやいや警備室から出てきたおじさん。最初はちょっと疑ってた感じ。私が勘違いしてるんじゃない?みたいな。でも、ロッカーを実際見せて、もう1ユーロ入れてもやっぱり戻ってこないのを確認したおやじ、納得して、すぐドライバーでコインを入れるところを外して、お金のつまりをとってくれ、ソッコーお金は返してくれたしロッカーも直してくれた。イヤそうだったけど、納得すれば仕事の早いおじさんだった。「業者を呼ぶから、、。」なんて言わないですぐ自分で直してくれるなんて、さすがドイツ人。
その一部始終を横で見てた旦那。「お金がかかると必死やなあ。たった1ユーロやのに。しかも旅行初日から元気やな。」と半ばあきれ顔。1ユーロを笑う者は1ユーロに泣くんだからね。1ユーロあれば、ドイツなら美味しいパンが買えるんだから。
やっぱり、最終的には言葉って、半分念力で通じさせるもの??でも、ず〜っと幼児並みの言葉で訴えるのは恥ずかしいから、ちゃんと勉強しないとね。昔はもうちょっとしゃべれたのに、、使うことないからすっかりさびついてる。