ものすごくうるさくて、ありえないほど近い Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2012/06/16
- メディア: Blu-ray
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「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」のあらすじはこんな感じ。
大切な人を失った悲しみ――誰にでも必ず訪れるそのことに、人はあまりにも無防備だ。覚悟した別れでも受け入れがたいのに、ましてそれが突然で理不尽な別離だとしたら――。
オスカーと父は、親子であると同時に親友だった。父は少しばかり繊細で生きることに不器用なオスカーを、その個性を壊さずに導いてくれる頼もしい師でもあった。そんな二人を優しく見守る母親。ところが――9.11が最愛の父を奪ってしまう。 オスカーは父が遺した一本の鍵に、最後のメッセージが込められていると信じ、鍵穴を探す旅に出る。鍵の入っていた封筒に書かれた文字に従い、ニューヨーク中の“ブラック氏"を訪ね歩くオスカー。やがて謎の老人が同行者となり、いつしかオスカーの辿った軌跡は、人と人とをつなぐ大きく温かい輪になっていく。
ついにオスカーは、鍵の真実とめぐり会うのだか――。
この作品を見ると、あの9.11のNYの事をすごく思い出す。ニュースステーションでの映像や、その後夜中にずっとつけて見てしまったCNNの信じがたい映像のこと。でも、それだけじゃなく、今、日本人の自分からしたらやはり3.11の東日本大震災の事も思わずにいられない。人がある日突然大事な人を理不尽に奪われたとしたら。その喪失感をどうやって乗り越えていけばいいのか。映画は、明確な答えではないけれど、それでも希望の光が見えるところが私にはとても良かった。思わずすごく泣いてしまう内容だった。