- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2008/05/23
- メディア: 文庫
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ベトナム、ラオス、モロッコ、スリランカ、ギリシャ、ロシア、キューバ、タイ、、いろんな国に行きまくってるんだよね、この人。バックパッカー(彼女によれば真性バックパッカーよりはほんのちょっとだけランク上の旅をしてるはず??とのことだけど)であちこちいろんな国を旅して回ってるのね。タイが大好きってことにもすごく共感。そうそう、あのなんとなくおおらかっつーか、いい加減というか、そういうアバウトなところ、すごく好き、私も。パスポートにやたらタイのスタンプが増えると、成田で疑われちゃうっていうのもわかる。「なぜこんなにタイに行かれてるんですか?」と聞かれて、「だって、タイが好きなんです!」と答えちゃう気持ち、めちゃ共感できるよ〜。それにしても、この方、やはり文章力がすごい。読んでるとどんどん引き込まれる。あ〜。それに。めちゃめちゃ旅に行きたくなっちゃう。そうだよ、お金無くてもなんとかなるやん、リュック背負って安宿に泊まる旅に行きたいよ〜、なんて年甲斐も無くそわそわしてきちゃう。そのくらい引力のあるエッセイ。やっぱり角田光代、ただものではないね。