朋あり遠方より来たる〜part2の2日め


土曜日は、夕方、Espressoちゃんと二人で上野の東京文化会館にコンサートへ行ってきた。東京バーバーズというアカペラコーラスグループのコンサート。
バーバーショップカルテットについては、HPでこんな説明があったので、ちょっと転載。

「バーバーショップ・ハーモニー」とは、19世紀後半からアメリカで発展したコーラスの形態で、六度や七度の和音を多用しているという特徴を持っています。
 その成り立ちに関してはいろいろ研究がなされていますが、アフリカから連れてこられた奴隷が持ってきたアフリカ音楽と、ヨーロッパの移民が持ってきたケルト音楽とが結合して、ジャズの歴史と並行して発展してきたものという説が有力です。
「バーバーショップ」の名は、言葉のとおり、「床屋さん」の意味です。洋の東西を問わず、町の社交場だった床屋さんには、ラジオやテレビが無かった当時、一日の仕事が終った男たちが集まって来ました。アメリカの新聞「サタデイ・イーヴニング・ポスト」に挿絵を描いて有名なノーマン・ロックウエルは、床屋さんに集まって4人で歌ったり、数人でヴァイオリンを弾いている絵を描いています。
 また、当時の床屋さんはアフリカン・アメリカンのカルテットを雇っていて、店先で歌わせるという慣習があったようですが、それが次第に、白人のカルテットに移っていったようです。

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、床屋さんってそんな街の社交場的な場所だったんだなあ。そこでそんなショーを見せたりしていたなんて、なんだか面白い。そして、バーバーショップ・ハーモニーは、そんな成り立ちのせいか、ただアカペラコーラスの美しさだけでなく、ちょっとエンターテイメント性も持ち合わせていて、見ててなかなか楽しかった。コンサートのゲストに、ニュージーランドのMusical Island Boysが来ていたんだけど、彼らの歌がものすご〜くすばらしくて。おかげさまでとっても楽しめた。

コンサートが8時くらいには終了?と聞いていたので、有楽町のあちこーこーに8時半に予約を入れ、そこで旦那と待ち合わせしていた。でも、結局コンサート終了が8時半にずれこんじゃって、大慌てで有楽町へ。まあ東京文化会館上野駅の改札からすぐだったので、どうにか15分ほどでつくことができてホッとしたんだけど。

有楽町の沖縄料理店、あちこーこーは、私の大のお気に入りのお店。以前はちょくちょく行ってたんだけど、ここのところ行ってなくて、ちょっと久しぶり。でも、相変わらず沖縄料理がどれもとっても美味しかった。

定番ゴーヤーチップスも、ラフテーもすっごく美味しい。

島らっきょうの天ぷらも、揚げ方が上手でさっくさくでとっても美味しい。

にんじんのしりしりも、いいおつまみになるんだよね〜。
そんな美味しいお料理をいただきつつ、いっぱいおしゃべりした。ニュージーランドのことも、日本のことも、旅のことも。あれこれたくさ〜ん。いろいろしゃべっても本当、話題がつきるってことないよね。そして、そうやっておしゃべりが盛り上がってる途中、急に隣のテーブルのグループで、三線を弾いて沖縄の歌を歌い出した人がいて。それがまたすっごく楽しかった。指笛を吹いて盛り上がったり、手拍子したり。あ〜。なんかここ、沖縄?って感じ。お店の人も一緒になって楽しんでて。なんだかそういうゆるい感じもすごく好きなお店。お友達とのおしゃべりも、お料理も、沖縄音楽も楽しめて、なんだかとっても贅沢な夜だったなあ。
スタートが遅かったので、気づけばもう11時近くて。それから一緒に我が家に帰り、その後、もうちょっとコーヒーを飲んでおしゃべりした。コーヒーとみつ豆をデザートに食べたんだけど。みつ豆を食べ始めたのがもう12時過ぎてて。「12時過ぎにこんなの食べてたらあかんよね!」なんて笑いつつ。Espressoちゃん、夜遅くまでお引き留めしてすみませんでした。でもとっても楽しかった〜。また次を楽しみにしてるね!