- 作者: 山本一力
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/10
- メディア: 単行本
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映画にもなった「あかね空」。江戸の深川で、上方風の絹ごし豆腐を作って苦労するお豆腐屋さんのストーリーがすごく好きだった。
お豆腐ってやっぱりお豆腐屋さんで一個一個手作りしてくれてる豆腐が美味しいよね。特に冷や奴にするとすごく味がわかる。本当はスーパーで豆腐なんて買いたくなくて、行けるならしょっちゅう近江家さんに買いに行きたかった。でも、なかなか仕事帰りに門仲には寄れないんだよね。時々通りがかりに旦那が買ってきてくれたけど。
それが先日、門仲に行ったついでに近江家さんでお豆腐を買おうとしたら、土曜日なのにシャッターが閉まってて、「あれ?」って思ったんだよね。でも、急いでたからそのまま通り過ぎちゃった。その後、旦那が門仲に行ったついでに近江家さんに行ってみてくれたんだけど、「休業します」という張り紙があったらしい。お年寄り二人でやっていたお店だし。どうも跡取りもいないっぽかったし。おじいちゃんかおばあちゃん、どっちかが体調崩しちゃったのかなあ。大豆が値上がりして大変だったのかなあ。豆腐だけでやっていく街のお豆腐屋さんってやっぱり経営も楽じゃ無いんだろうな。いろんな事思っちゃった。でも本当に残念。時々買う、美味しい絹ごし豆腐が大好きだったのに。休業します、だから廃業じゃなくて、いつか復活してくれるんじゃないか?と思ったりもするんだけど。お年寄り二人のお店だったから厳しいかも。はあ、、。悲しい。美味しいお豆腐が食べられなくなってつくづく残念だ。