テレビあれこれ

氷の世界

氷の世界

年末にNHKのBSでやっていたドキュメンタリー番組。録画を見たいと思ってたんだけど、ようやく見れた。番組内容はこんな感じ。

今からちょうど40年前、日本で初めて売り上げ100万枚を達成した伝説のアルバムが発表された。当時25歳だった井上陽水の『氷の世界』だ。この傑作はどのように生まれたのか、長年行方が分からなかったマルチテープを発掘し、制作に加わったミュージシャンやスタッフの証言を交えて描き出す。そして井上陽水本人が40年前の自分と向き合い、収録曲を演奏する。果たして65歳の陽水はどんな「氷の世界」を描くのか?

『氷の世界』からもう40年もたつのね〜。このアルバムは本当何回も何回も聞いたわ。懐かしい。いろいろ裏話も聞けて面白かった。シングルで大ヒットした『心もよう』。B面は『帰れない二人』だったんだけど、この曲は忌野清志郎との合作。二人で、ギター持ち寄って陽水の部屋で一緒に作ったんだって。仲良しだったんだなあ。そして、心もようと帰れない二人のどちらをA面にするかでスタッフの間で意見が割れて、どっちかというと帰れない二人を支持する人が多かったとか。でもプロデューサーの鶴の一声で、心もようがA面に決まり、結果的に大ヒットだったんだよね。私はどっちかと言うと『帰れない二人』が好きだけど、でもあの時代の日本ってことでは『心もよう』がぴったりだった気がする。

でもやっぱり『帰れない二人』が私は今でも大好き。時々Youtubeで二人の共演を聞いたりしてる。

  • 「“3.11”を忘れない41 再起の一滴〜陸前高田・老舗醤油店1000日の記録〜」

テレビ朝日のドキュメンタリー“テレメンタリー2014”で放送された、陸前高田の老舗醤油店の話を見た。番組内容はこんな感じ。

製造機能のすべてを失い多くの社員が家を流された。債務超過に陥りながらも従業員を1人も解雇せず再生を目指している陸前高田の老舗醤油店『八木澤商店』。震災をきっかけに8代目河野和義(70)から家業を継いだ9代目河野通洋(40)は、老舗のプライドを捨て、父とぶつかり、ふるさとを離れての工場再建を決意。奇跡のもろみは仕込んだものの未だしぼれず、新しい味の醤油を製造することに。被災地での不便な暮らし、募る焦り、生活の不安から辞める社員も。父和義が息子に会社を任せた心境とは。雇用を守りながら醤油醸造を再開し初しぼりの醤油を出荷するまでの苦闘1000日の記録。

あの状況で従業員を一人も解雇せず老舗の店を守った社長。大変な苦労の連続だったと思う。まだまだ大変なんだよね。あれからもうすぐ3年だけれど。復興の道は本当に険しいみたいで。

そんな風に頑張ってるお醤油屋さんの醤油、買わなくちゃ、、と番組を見ていて思ったので、慌てて買いに走った。こういう時、銀座の岩手ショップは助かるんだよね。社員を解雇せず頑張り、しかも醤油造りにこだわってる八木澤商店の姿勢に感動したので、これからずっと醤油は基本的に、八木澤商店のを買おうと思う。

新ドラマがいろいろ始まってる。“失恋ショコラティエ”をちょこっとのぞき見してみた。意外と面白かった。ずっと続けて見るかどうかはわからない、、というかたぶん途中で脱落しそうではあるんだけど。まあ、月9らしくてちょっといいかな。石原さとみ、こういう役、上手だよねえ。松潤は相当テンパリング練習したんだろうな。すごく手つきが上手だった。なんかチョコレートが食べたくなって危険。ちょうど今、我が家には美味しいチョコのストックもあるし、、。1日1粒くらいにしておかないと、、ね。