- 作者: エラリイ・クイーン,青田勝
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1976/04/01
- メディア: 文庫
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血まみれの姿でクイーンのもとを訪れた旧友のハワードは家を出てから十九日間、完全に記憶を失っていたという。無意識のうちに殺人を犯したかもしれないので、ライツヴィルへ同行してほしいと彼はエラリイに懇願した。しかしエラリイが着くのも待たず、不吉な事件は幕をあけた。正体不明の男から二万五千ドルでハワードの秘密を買えという脅迫電話がかかってきたのだ! 三たびライツヴィルで起こった怪事件の真相とは?
あんまり書くとネタバレになっちゃうけど、みんなが実は真犯人に操られていたっていうのがすごく面白かった。さすがクイーンだなあ。やっぱり。ラストの終わり方もすごくかっこよくて。いろんな作家のいろんな作品に影響を与えたっていうのもうなずける。