テレビあれこれ


世界で一番美しい瞬間(とき)というドキュメンタリー番組を見た。その時期に行かなければ見る事のできない絶景を探す旅。その「美しい瞬間」を待つ人々に出会う旅〜というのが番組のテーマらしい。その番組で、この前“ツール・ド・フランス”の時期のフランスを特集していた。「生まれて初めてツールが来る!」という村が、「これは奇跡だ!」って喜んでいて、村中で一生懸命準備していたのがとても印象的だった。ツールのコースに入れるかどうかってことが、毎年ものすごい注目を集めるんだよね。いろんな村や街の首長が必死で陳情に行くとか。だからツールのコース発表自体がすごいイベントだったりするんだけど、そのコースに入れた街や村は毎回大喜びですごい盛り上がりみたい。自転車が目の前を駆け抜けるのはほんの一瞬なのにね。でも、沿道にいろいろ飾り付けをしたり、イベントをしたり、その事自体を丸ごとお祭りとしてみんなで楽しむんだろうなあ。私も、昔パリで見たツール・ド・フランスの自転車たちの速さにビックリしたけど、ずっと待っていても、通り抜けるのは本当に一瞬のことなんだよね〜。でもやっぱり実際に自分の目で見ると感動しちゃうんだけど。番組では新城選手にもインタビューしていたり、レース中の様子も取材してたりして、それもとても面白かった。

歌舞伎町ネイルサロンの回を見たけど、とっても面白かった。歌舞伎町で夜通し朝8時まで営業してるネイルサロンは、いろんなお客さんが来ていて面白かった。深夜になると、歌舞伎町でも有名人なキャバ嬢が来てたり。すごい美人っていう事もないんだけれど、なんだかとても雰囲気の素敵な女性だったなあ。ずっと見てたら、なんだか私もネイルがしたくなったよ。さすがにネイルサロンには行けないけど、とりあえず翌日、爪のトリートメントオイルを買ってきて、まずは爪の手入れをしてみた。やっぱり身だしなみは大事だよね。

  • 世界入りにくい居酒屋

世界入りにくい居酒屋 - NHK
世界入りにくい居酒屋って、タイトルからして私の好きそうな番組!と思って、録画していた番組。番組の内容は、こんな感じ。

世界のどこでも、いい居酒屋は必ず、入りにくいオーラを出しまくっている。観光客向けのオープンな店とは大違い。ガイドブックには載らないような路地の奥。のぞいてみると、地元の常連客で満員。メニューはひとクセもふたクセもあるディープなものばかり。濃いキャラの店主のもと、独特の「しきたり」がありそう…。でも、旅の醍醐味は、そうした“地元感”満載の店で、その地の本当の深い文化に触れること。
この番組は、世界の有名観光地にある、「入りにくい店No.1」を徹底調査。地元ならではの美食・美酒を楽しみ、文化の違いに驚き、店の人や客達との会話から、その土地の人情や現代の世相まで堪能…。次の旅の参考にするも良し、テレビで気軽にディープな雰囲気を味わうも良し。大人のための新しい紀行エンターテイメントが始まる。

世界入りにくい居酒屋っていうから、もっといろんな居酒屋をたくさん紹介してくれるのかな?って思ったんだけど、2回ベルギーの居酒屋を紹介しただけ。もっとやってくれたらいいのにな。でも、この、紹介されてるお店、確かにディープでとっても面白かった。お料理もなかなか美味しそうで。なにより店主がなんかユニークで楽しいし。私も、旅に行くと、こういうディープなお店に行きたいなあってすごく思う。嗅覚を働かせて見つけたお店が、良い感じにディープで、しかも排他的じゃない楽しいお店だったらすごく嬉しいよね。旅に行く時の一番の目的のひとつが美味しい酒場を見つけること!ってくらいだし。だからこの番組は私にぴったりだった。いつかこのお店行ってみたいなあ。