門仲散歩@15日日曜日


日曜日。家の掃除を終えた昼下がり、ちょっとお散歩に出かけようかと、徒歩で家を出てみた。マンションの敷地内の梅の木が、気づけば咲いてる。こんなに寒いけど、梅が咲いたってことは早春がそこまでってことなんだよね。

お天気が良くて、太陽が見えるというのに、風が強くて寒い〜。風が吹くと、気温よりだいぶん寒く感じるよね。

門仲に歩く途中、牡丹町にあるちっちゃい住吉神社に立ち寄る。江戸時代の事について書いてある、深川関係の本を旦那が今読み漁っているんだけど、このあたりって、深川佃町って呼ばれた時期があったみたい。そして、中央区の佃にある住吉神社分祀されて、ここにこの小さい住吉神社が建てられたのね。

このあたりは、江戸時代、岡場所があってかなり華やかだったみたい。富岡八幡宮門前町として栄えてたしね。

住吉神社といえば、もともとはあの大阪の住吉神社から分祀されたもの。浪速の住吉さんは旦那の小さい頃の遊び場。旦那の実家の工場は神崎川佃島にある。なんだか不思議な縁を感じるね。

船橋方面に歩いていたら、旦那が急に立ち止まって「あ、こんなところに鶴屋南北が住んでたんや〜。」って言うから「鶴屋南北?誰それ??」と聞いてしまった私。四谷怪談を書いた有名な作家さんだったのね。そんな人がこんなご近所にお住まいだったとは。街中に何気なくたってる看板をあまりちゃんと見てなかったんだけど、こういうのってじっくり読んでみると案外面白い事を再発見したりするもんだね。

深川不動さんへの参道。寒いけど結構人通りが多かったな。相変わらず、MONZ CAFEは満席で入れなかったし〜。

沿道の甘酒。MONZ CAFEがカフェになる前は、古くからある甘酒屋さんで、上品なおばあちゃんが店番しておられた。ちょくちょくそこで甘酒飲んではご近所の話とか聞かせてもらったんだけど。カフェに変わっちゃったって事はあのおばあちゃんはもう他界されたんだろうな。と思うとちょっと寂しい。最近はそういうホッコリした甘酒屋さんもないよなあ。さっと買って飲みながら歩ける甘酒は何カ所かで売ってるけど。ここは獺祭の酒粕で作ってる甘酒みたい。美味しいんだろうなあ。それにしても、獺祭って手広くいろんな事やってるよなあ、、。

大横川の川沿いの桜並木も、来月の終わりくらいにはまた咲いてくれるかな。なんて思いつつぶらぶら散歩したんだけど、とにかく風が冷たくて寒くて。豊洲のららぽまで歩いて、スーパーで買い物して帰って、だいたい2時間半くらい外をうろうろしてたんだけど、すっかり身体が冷え切ってしまった。慌ててグリューヴァインを作って飲んだけど、それでようやくホッとした。やっぱり冬の散歩は私には無理があるなあ。早く春になってほしい。
夜は、家でのんびりテレビ見ながらまったり。ウィンタースポーツ、やらないけど見るのは好きなんだよね。スキー競技とか。今はジャンプがちょうど夜中にヨーロッパの試合をライブ中継してくれてるので、すごく楽しく見れる。なんてったって葛西、調子いいし。まだまだ頑張ってるなあ、、て見ててひたすら感心したり。あと、カーリングの日本選手権の決勝を見てまったり。カーリングものんびり見るの楽しいんだよね。